青山学院大学受験をブチ上げた田村淳が、世間からの批判に対して「なに言っちゃってるの、この人たち?」と毒づいているようだ。
10月28日放送の「偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~」(AbemaTV)にて田村は、ツイッターなどで寄せられる「絶対行けねえよ」といった批判に対して「いやいや、行けるから」と根拠のない自信を披露。みずから「まったく根拠はない」と認めつつ、「行けそうな気がする、というだけ」と開き直った。
これまでも政治や経済についていろいろブチ上げては、「何もわかっていない」といった批判にさらされてきた田村。その意味ではすっかり批判慣れしていそうだが、今回の青学挑戦についてはこれまでの無責任な言動とは事情が異なり、その無謀な行動が批判されるのは当然だという。受験事情に詳しいライターが指摘する。
「人には誰でも政治や経済について自分の意見を言う権利があり、田村が自分なりの視点を口にする姿は尊重されて然るべきです。それは受験に関しても同様で、田村が現在の受験事情について意見するだけなら、何ら問題ではありません。しかし今回、田村はそこから一歩踏み込み、みずから受験するという道を選びました。つまり傍観者から当事者にジョブチェンジしたわけで、現在の彼は“いち受験生”としての批判を甘んじて受けるべき。偏差値32という現実を前に、たった100日の勉強で『青学に受かる気がする』と口にするのは、人生を賭けて大学受験に取り組んでいる他の受験生に対してあまりにも失礼なのは明らかではないでしょうか」
受験生の中には原因不明のジンマシンなど、プレッシャーからくる体調不良に悩まされる例も珍しくない。そうやって人生を賭けた勝負に挑んでいる受験生たちをよそに、落ちたところで芸能人生に何の影響もない田村が批判に開き直る態度にこそ、「なに言っちゃってるの?」という言葉をそっくりそのままお返しされそうだ。
(金田麻有)