前大阪市長で日本維新の会法律顧問だった橋下徹氏が、維新の若手議員である丸山穂高氏におかんむりだ。
騒動のきっかけは10月24日、丸山氏が維新の代表選実施をツイッターで求めたこと。衆院選の低迷について「どう考えても維新は総括と代表選が必要。若造に言われんでも代表は言うだけの人ちゃうし、ちゃんとやりまっせですね、失礼をば」などとツイートした。
橋下氏はこのツイートについて「維新国会議員にも丸山という口のきき方も知らない若造が勘違いしてきた(中略)。お前が勝てたのは松井さんが知事をやっているからだ。ボケ!代表選を求めるにも言い方があるやろ。ボケ!」などと激しく叱責。8連発の怒りのツイートの中では、「維新を止めた某女性議員と同じ」など上西小百合元衆議院議員を思わせるつぶやきまで登場した。
この橋下氏のツイートに上西氏が反応しないわけはなく、「自分より弱い人間(丸山さん)を責めるとかないから」など、さっそく騒動に触れている。
「丸山さんはツイッターでは饒舌ですが維新の会議では何も発言しないため、橋下さんはそれについても怒っていました。しかし以前は橋下さんが丸山さんの応援演説にかけつけるなど蜜月時代があったわけで、『そんな若手をよく有権者に売り込んだものだ』といった冷静な意見もあります」(週刊誌記者)
以前は上西氏を熱烈バックアップ、先日の選挙では評判の良くない長谷川豊氏を南関東ブロックで比例1位(落選)とするなど、これでは維新に見る目がないと言われても仕方がないのかもしれない。
(笠松和美)