放送中のドラマ「明日の約束」(フジテレビ系)で謎の死を遂げた男子生徒のクラス担任教師・霧島直樹を演じている及川光博。クセのある登場人物を演じることの多い及川だが、今回演じている霧島は、今のところ誠実で人当たりのいい数学教師。そのため一部からは「ミッチーが普通の人を演じていると物足りない」といった不満の声が聞こえていたのだが、10月31日放送の第3話で俄然、及川に期待する声が続出したというのだ。
「それは、この回のラストシーンで及川演じる霧島の同僚教師が、カボチャの仮面を被った謎の人物に暴行されたため、もしやその犯人が霧島ではないかと言われ始めたからなんです。実は及川は昨年3月公開の映画『僕だけがいない街』で、明るくて生徒から人気のあった表向きの顔とは別の顔を持つ反社会的性格を持つ小学校教師を演じ、適役だと大好評だったんです。そのため『ミッチーが学校の先生役を演じていると「僕街」を思い出す』『いい先生に見えて実は…って展開を期待してしまう』『ミッチーがただの教師で終わるわけがない』などの声が初回放送時からあったほど。今回のドラマは完全オリジナル作品のため、今後の展開はまったくわかりませんが、視聴者は自由に予想して楽しんでいるようです」(キー局テレビ制作スタッフ)
二面性を持つという特殊な役どころは、及川におまかせといったところか。