3月21に放送されたドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)最終回の視聴率が、10.2%だったことがわかった。この記録により、同ドラマの全話を通した平均視聴率は、月9史上最低視聴率となった。
「これまで月9の歴代ワースト平均視聴率は、2014年に放送された尾野真千子主演『極悪がんぼ』が記録した9.9%でした。それが今クールで放送された『いつ恋』は、序盤、放送時間を延長し『SMAP×SMAP』生謝罪などの後押しがあったものの、視聴率は伸びず、歴代最低の平均視聴率9.7%となりました」(テレビ誌記者)
この記録により主演の有村架純は、“月9歴代ワースト視聴率女優”という不名誉なレッテルが貼られることになった。
しかし、この現状にネット上の有村ファンからは「この脚本なら、かすみんがやらなくても爆死だ」と大反発。また、これまで彼女がドラマで演じた役柄には、同情の声も集まっているという。
「有村といえば過去、『スターマン』(フジテレビ系)では50代俳優の國村隼と濃厚なディープキスをさせられ、月9『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)はベッド写真が世間に出回る被害に。さらに『MOZU』(TBS系)では、たいした活躍もせず、拷問されて殺されるだけという悲惨な記者役を演じてきました。そんな中、やっと掴んだ月9主演が最低視聴率ですから、『有村がかわいそう』という声も出ている。映画では『ビリギャル』『僕だけがいない街』など次々と話題作に出演するものの、ドラマではいまだ役に恵まれていないのです」(前出・テレビ誌記者)
3月19日から公開された「僕だけがいない街」は、土日で興行収入2億円を突破し、まずまずのスタートを切った。ドラマで苦戦する有村だが、今後は映画で挽回を図れるだろうか。
(森嶋時生)