極楽とんぼの山本圭壱が11月10日放送のラジオ番組「山本圭壱のいよいよですよ。」(宮崎サンシャインFM)で、来春の番組終了が決定した「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)について触れ、出演熱望を全力でアピールした。
山本は1996年から同番組レギュラーだったが、2006年に不祥事を起こし降板。10年後の16年7月に同番組スペシャル回で復帰するも、以降は出演を果たせていない。そのため、10日の「いよいよですよ。」にはリスナーからのメッセージの形で「めちゃイケ」終了への率直な気持ちを聞かれたが「わからない」とコメント。また11日放送の「めちゃイケ」で、番組の終了をナインティナインの岡村隆史がレギュラー陣に報告する模様がオンエアされたが、山本は「いよいよですよ。」では、終了報告を受けていないと説明。マネージャーに訊ねても「いや、もう、本当に…ちょっとわからないです」と身内も詳細を教えてくれなかったといい、「私本当に力がなくてですね」と、自身がまだ番組に許された立場でないことを明かした。さらにリスナーに対し「フジテレビさんに、たくさん署名でもしてね。みなさんで(自分の出演のために)動いていただけないでしょうか。私からのお願いでございます」と、署名活動をラジオで懇願したのである。
しかし本来、署名活動は署名を集める者が自発的に行うのが一般的。案の定、山本のこの発言には「自分で言っちゃうあたりが痛い」「こいつはアホなのか」「もう少し自分の立場をわきまえるべき」「ちょっと出演期待してたが、一気に出てほしくなくないと思うようになった」「やっぱりこの人は非常識だよな」と、批判が殺到した。
「山本は『めちゃイケ』黄金期レギュラーでしたから確かに終了に際し最後に山本を見たいという番組ファンの声があるのは事実。ですが、この発言には違和感を覚えます。思えば、『めちゃイケ』復帰回で番組レギュラーメンバーと再会を果たした際も、笑顔での登場がヒンシュクを買いましたね。岡村も『何の意味もない強がりはいらないと思う。あんだけのことがあったんだから、それは間違った解釈だと思う。しっかり頭下げて謝らなければいけない』とガチで助言してました。仮にもメンバーでは山本が最年長ですから、そのへんの“常識”は自分で感じ取ってほしいところでした」(エンタメ誌ライター)
今回の「出演熱望」もファン頼みでなく、自分が街頭で署名を集めるぐらいの根性を見せてみたらどうか。
(田中康)