6歳年下のバックダンサー・内山麿我〈まろか〉(28)との熱愛で世間を騒がせている浜崎あゆみ(34)。だがファンの反応は冷ややかで、「また話題作り?」とドン引きされているという。あゆの“自作自演”の軌跡を追った。
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11月14日に突如、自身のファンクラブサイト「TeamAyu」で交際宣言をした浜崎は、
「明日発売の週刊誌に私の記事が出る」
と前置きし、「ハッキリ伝えたい」とファンに“真剣交際”を発表したのだ。
ところが、この交際相手がまた、“クセ者”だった。15歳年上妻と離婚裁判中であることが判明したばかりか、以前にはモデルの女性との不倫の末に、子供までもうけていたというから、まさに“ドロドロの不倫略奪愛”に騒然となった。
だが、そんな狂騒ぶりをよそに、16日には、ミニアルバム「again」のジャケットが公表された。ところが、このジャケットには、不倫騒動が発覚したばかりの内山とのツーショットの姿が‥‥。あまりにも見え見えのプロモーション戦略に、ファンならずともドッチラケなのだ。
レコード会社関係者によれば、
「熱愛宣言から新曲ジャケット公開まで、タイミングがよすぎます。“話題作り”ということが決定的になってしまったも同然。人気凋落と相前後して、私生活を切り売りしてCDを売ろうとするのは、かつての松田聖子と同じ手法ですよ」
今年6月に、歯科医師と再々婚を果たした聖子もまた入籍発表直後に新アルバムをリリース。「話題作り」とバッシングされたことも記憶に新しい。
しかも、あゆに至っては、その“前科”も数知れず‥‥。「01年9月にTOKIO長瀬智也との交際宣言。直後に発売したシングル『Dearest』は75万枚を売り上げました。これに味を占めたのか、02年9月には伊勢谷友介との浮気疑惑が浮上。その時も同月発売の『Voyage』のPVに彼が出演しており、67万枚のセールスを記録。06年10月には成田空港で長瀬智也との手つなぎ帰国を撮らせると、翌月にアルバム『Secret』が発売され、66万枚の大ヒットとなった」(音楽ライター)
ただ、このスキャンダル商法が、みごとにCDの売り上げにもつながっていたのはこのあたりまで。その後、CD不況とともに、浜崎のセールスも凋落の一途をたどる。
「07年7月に長瀬との破局を発表、同月にシングル『glitter/fated』を発売したものの、16万枚止まり。08年1月1日に内耳性突発難聴を患い、左耳の聴力を失ったことを告白。その後、発売したシングル『Mirrorcle World』は19万枚と、あゆ時代の終焉がはっきりした」(前出・音楽ライター)
さらに、11年1月1日に結婚し、1年後に離婚した俳優のマニュエル・シュワルツは、シングルのビデオクリップでの共演が縁だった‥‥。
「今年に入ってからは、7月にツイッターで長瀬との復縁をにおわせた直後にベストアルバム『A SUMMER BEST』を発売するなど、なりふりかまわぬ行為にまで出ました」(前出・芸能記者)
だが、売り上げは8万枚とまたもや不発‥‥。いよいよ賞味期限切れか。