12月11日放送の「たまむすび」(TBSラジオ)に、妊娠で降板が決まった同局の吉田明世アナが出演。パーソナリティーのカンニング竹山と吉田とは同局の「サンデー・ジャポン」で共演中の爆笑問題の田中裕二を相手に、今回の降板に至るまでの経緯を詳細に語ってみせた。
「妊娠が判明した時点で吉田は会社に報告。TBSでは、すぐに『サンジャポ年内卒業』と『たまむすび』を来年3月いっぱいで降板することが決まったそうです。『爆報!THEフライデー』も同様の措置をとることや、司会担当の爆笑問題はもちろん、竹山や各番組スタッフにもすぐさま報告された。ところが、妊娠というプライベートの最もデリケートな問題のため、安定期に入るまでは公表を差し控える措置がとられ、その間にTBSの女子アナ酷使問題が浮上したそうなんです」(芸能ライター)
竹山はTBSブラック企業説が出た時点で“悪ノリ”。妊娠を知りながら、ラジオであえてTBSの悪口を言いまくったのだ。お笑い芸人だけに、気分は完全にコントだったものの、「TBSの上の人、本当に怒ってたらどうしよう」と内心ヒヤヒヤしながら悪口を言い続けていたという。
「竹山や爆笑問題たちは、吉田アナが安定期に入るまでは、といっさい妊娠についてしゃべらない姿勢を貫いてきた。竹山の場合は、吉田アナの妊娠疑惑から周囲の関心をそらさせる意味合いもあったのかもしれません。そんな中、『サンジャポ』で倒れた後、吉田アナの直属の上司である安東弘樹アナが『吉田を体調不良に追い込んだ直属の上司でございます』と、自分の監督不行き届きが原因であるとして番組で生謝罪。『TBSブラック企業説』が事実らしいと一気に拡散され、倒れるまで働かせるTBSが悪いという論調を補強してしまった。内情を知る竹山はその間ずっと心を痛めていたことを告白。吉田アナもこの日は、『アナウンサーの体を一番に思ってくれてる会社で、ブラック企業でも何でもない』と“悪評”を打ち消すのに、懸命だった。すべてが明るみになった妊娠発表後は、吉田アナも『爆報!THEフライデー』収録の際、一人だけ椅子に座って仕事する特別待遇を受けているそうです」(前出・芸能ライター)
TBSがブラック企業でないのであれば、安東アナの行為は会社に多大なる損失を与えたことにならないか。
(塩勢知央)