関西を代表する人気毒舌タレント・上沼恵美子が12月3日、「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)の中で、お笑い芸人・板尾創路の不貞騒動について言及。「まだ27歳で幼いから、本気になっちゃったのよ、きっと」「ボディーはスゴイけど、顔はイマイチ」と、不貞相手とされるグラドルをバッサリ斬り捨てた。芸能界ではなぜか板尾を正面から批判するタレントは少ない中、上沼の発言には肩透かしを食らった視聴者も多かったようだ。一方、こちらのご意見番もどうにも歯切れが悪い。
「ダウンタウンの松本人志までも、板尾の不貞ニュースについては、『我々とは次元が違うところにお住まいの人。別に気にしてないと思う』と、かばうようなコメントを出したんです。今までの松本なら、芸能界のどんな言いにくいニュースにもグイグイ斬り込んでいたはずで、『身内は擁護かよ』『見損なった』と、ネット上では批判が相次ぎました」(芸能ライター)
しかしベテランの芸能記者は、松本の心情をこうおもんばかる。
「今から20年ほど前、板尾は未成年の少女に不適切な行為をしたとして、逮捕されたことがありました。復帰した板尾を周りが腫れ物扱いする中、松本は『よっ、犯罪者!』と声をかけたことを自身の著書で明かしています。その後、板尾をライブやテレビ番組に復帰させ、再ブレイクへの後押しをしてあげたのも松本でした」
今回は「身内に甘い」と批判された松本だが、板尾の才能を認めているからこそ、再び芸能界から消えることがないよう配慮が働いたのかもしれない。
(佐藤ちひろ)