キングオブコメディの高橋健一が逮捕されてから2年あまりが経過した。
2015年12月26日、同年の4月に都内の高校に侵入し、女子高生の制服などを盗んだとして窃盗と建造物侵入の容疑で逮捕された高橋。その後、本人の供述により20年前から同様の行為をしていたことが判明した。
2010年の「キングオブコント」で優勝するなど、実力派コンビとして人気を集めていたキンコメだが、所属事務所の人力舎から解雇され、コンビは解散となった。
その後、相方の今野浩喜は2018年公開の映画「不能犯」に出演するなど俳優としても仕事の幅を広げているが、一方の現在の高橋は──。
「逮捕から約半年後に保釈された後、逮捕される前と同じ家でひっそりと暮らしているみたいですよ」と、語るのは高橋と面識のある中堅芸人だ。
「以前は仲のいい芸人と潮干狩りに行ったりしていたんですが、逮捕後はそういうこともなくなりました。まだ、あまり人と会いたくないのでしょうね」
さらに「それでも高橋さんと親しかった周囲の人間が、彼の“帰る場所”を作っているんですよ」と続ける同氏。
周囲が準備を進める高橋の“帰る場所”とは?
「コントライブや大喜利ライブ、トークライブなど、いつ高橋さんが戻ってきても受け入れられるシリーズのイベント企画です。高橋さん本人に踏ん切りが付けば、復帰は可能だと思いますよ」
高橋は、「復帰を望む声」に応えてくれるか──。
(白川健一)