乃木坂46の生田絵梨花、生駒里奈、白石麻衣が1日放送の正月お馴染みのバラエティ特番「芸能人格付けチェック」(テレビ朝日系)に出演。同番組は芸能人たちが一流としてのプライドをかけ様々なジャンルで価値判断のチェックに挑むという内容で、乃木坂の3人は女芸人の尼神インターとチームを組み参戦。個人連勝記録更新中のGACKTも、無敗を守り抜き、連勝記録を55に伸ばしていたが、逆に生田はスタートから間違った回答ばかりを選択し、共演者たちにイジられた。
まず、和楽器の問題では、有名ミュージカルにも出演していたり、“音楽のプロ”と紹介された生田は「ピアノを15年間やってるので耳は肥えてると思いますね」と自信をのぞかせた。生駒と白石が正解の選択肢を選ぶ中、生田だけが不正解を選択。チーム乃木坂は複数人で参加しているため答えが割れた際は話し合いで最終回答を選ぶことに。すると生田は「私は単純に音の圧とか密度がAの方があるんじゃないかと思った」と専門家のようにコメントしたため、生駒らも生田を信じて間違った回答を最終的な回答に選択。
その後も味覚、三重奏の問題も自信を見せた生田だけが一人不正解の回答を選び続け、番組MCの浜田雅功には「なんなんあいつ」。GACKTには「ああいう子がグループを崩壊させる」と、イジられていた。
不正解続きの生田はラスト1問に臨む前には同じチームの尼神インターの渚から「お前はしゃべるな」と言われる始末。ところが結果から言うとこの1問だけは生田のみ正解を選択。しかしそれまでの流れで、すでに「困った時は生田と逆の回答」という考えになっていた生駒らは結局間違え、チーム乃木坂は番組の最悪格付けの「映る価値なし」となり、画面から消えてエンディングを迎えた。
チームをかきまわした形の生田だが、乃木坂ファンからは「バラエティ的には最高の目立ち方」「いくちゃんらしさが出ていた」「今回は生ちゃんの独り勝ちだな」「バラエティ的にはおいしすぎるでしょ」と喜びの声が多数見られていた。
「生田が他メンバーとはやや違った感性の持ち主ということはファンの間では常識。どこから湧くのか不明な自信を根拠に堂々意見する姿は、乃木坂の冠番組でも笑いをかっさらってきました。結局、間違っていても自身のキャラを貫くキャラのほうがバラエティで重宝されますからね。GACKTが話した『乃木坂を崩壊させる』ということもない。今回発揮したユーモアに加え、ピアノ演奏、抜群の歌唱力と独特の才能を持っていて乃木坂には欠かせない存在ですからね。そもそもバラエティ番組ですからGACKTも本気で話したわけでもないでしょうけど」(アイドル誌ライター)
生田も今回の結果にヘコまずむしろ「今回もやってやったぜ!」ぐらいの心持ちで、今後も“変人”ぶりを発揮してほしいところだ。
(石田安竹)