1月11日、NHKの上田良一会長が、同局で定例会見を行った。上田会長は、マスコミに提出した「NHK紅白歌合戦」写真の「ウソ」について謝罪したという。
「紅白の本番では、報道陣が直接取材できなかったため、NHKがマスコミに本番の写真として、安室奈美恵の歌唱写真を提供しました。しかしある記者がパソコンに写真を取り込んだ際、データから撮影されたのはリハーサル時のものであると発覚。これに対し会長は『大変遺憾なことでありまして、2度とこういうことがないよう徹底したいと思います』と謝罪する事態となりました」(芸能記者)
だが、年明け早々、NHKを襲った問題は、これだけではなかった。紅白放送の翌1月1日には、元NHK職員が「紅白歌合戦の裏側」を暴露したことで、大きな注目を集めているという。
「東京都葛飾区議会議員で元NHK職員の立花孝志氏が、NHK在籍時に目撃した『紅白の裏側』をYouTubeで暴露しました。それによると『紅白歌合戦』のスタッフは、出場歌手を選ぶ際に国民の声をまったく反映させておらず、カネと女性の体を提供してくれる芸能プロダクションの歌手を優先して出場させているそうです。NHKといえば、2013年にも、NHKプロデューサーが大手芸能プロから繰り返し接待を受け、アイドルの“寝技”まで受けていたと『週刊文春』に告発されていますが…」(前出・芸能記者)
子供からお年寄りまで多くの人が毎年楽しみにしている「紅白歌合戦」。もし裏でそんな汚い“契約”が結ばれているとすれば、今後ますますNHK離れは加速していきそうだ。