今年の大みそかの紅白歌合戦に、安室奈美恵の出場が決定し、喜びの声が広がっている。
12月20日、NHKの定例会見で発表された安室の紅白出場。会見に出席した同局の木田幸紀放送総局長は、安室について「出て頂けることになり大変喜んでいる。視聴者のみなさんも同じ気持ちだと思う」とコメント。
「集大成で素晴らしい時間を作って頂けると確信していている」と彼女への期待を語った。紅白には特別枠で出場するという安室だが、今回の出場決定を巡り、同局内では興味深い話が囁かれている。
「『全力で交渉してギリギリ間に合った』というのが率直なところですね」と語るのは同局関係者。以下、この関係者が明かす。
「昨年は最後まで粘った挙句、SMAPに出場を断られているので『今年は何としても』という意気込みを持って紅白スタッフが安室さんサイドと交渉していました」
その努力が実り、今回の出場決定となったことに関しては、「局内では『先日、判決の出た“受信料制度の合憲認定”と並ぶ朗報』との声まで出ている」という安室の紅白出場。ただし、「安室さんサイドとの交渉で『密約』が締結されたのではないかという話もあるんですよ」という。
「彼女が引退した後、何年かたって、もし、再び“復帰”した際の『紅白出場の確約』です。もともと交渉中から、局内では『それぐらいの約束をしないと紅白に出てくれないのでは』と言われていた話なのですが、彼女の紅白出場が決定して、再び話題にのぼるようになったんですよ」
安室奈美恵の紅白出場決定の裏で囁かれる「密約」。その真相は──。
(白川健一)