最近こそグラドルの寿命が長くなったが、かつては〈一瞬の華〉で終わることが多かった。あのグラビアンたちは今、どこに?
20世紀最大のグラドルとも称されたのが、青木裕子(40)だ。あどけない顔だちとIカップボディのギャップで、掲載した雑誌はたちまち店頭から消えた。
そんな完売クイーンは地元の山形に戻り、1児の母となっていた。
「時間が空くと、実家の回転寿司店を不定期に手伝っています」(グラビア誌ライター)
ぜひ話を聞きたかったところだが、残念ながら誌面に登場する気持ちは薄いようだ。
青木と同じく90年代を代表する巨乳クイーンが黒田美礼(39)。ほんの3年ほどで活動を終え、以降、一度もメディアに登場していない。結婚して主婦になったこと以外、情報は伝わってこない。
グラドルブームの最前線にいた吉田里深(38)は、三田佳子の次男・高橋祐也の地下室に出入りしていたことが発覚し、高橋の覚醒剤逮捕の際に関係性を取りざたされたことも。
「その後、引退と復帰を繰り返して、バストトップは見せないヘアヌード写真にも挑んだ。ただ、2年前には所属事務所を辞めて、また消息不明になっています」(グラビアカメラマン)
吉田と同じく、ワイドショーを騒がせたのは桜庭あつこ(41)だ。99年の羽賀研二&梅宮アンナとの「三角愛騒動」の主役となり、知名度を急上昇させる。
ただ、01年以降は実家の福島でスポーツジムに勤務しながら生活し、震災被害を経て12年に正式な引退と結婚を発表した。
思いがけないスキャンダルに見舞われたのは、梶原亜紀(40)だろう。レースクイーンもこなした抜群のプロポーションで注目され、「ギルガメッシュないと」(テレビ東京系)のレギュラーにも選ばれて順調だった00年、更衣室に盗撮カメラを仕掛けられる前代未聞の被害にあう。
「間違いなく私です」
盗撮された事実を本人が認め、程なく引退。置き土産は、最初で最後のヘアヌード写真集だった‥‥。
巨乳の殿堂・イエローキャブで初の100センチ超えバストを誇ったのが、根本はるみ(37)。ダイナミックな肢体のわりに、芸能活動に対しては欲がなく、目立った成長は見せられず。
10年に一般男性と結婚し、引退後はハワイに居住している。
高値がついたカラダといえば「C.C.ガールズ」の2代目として加入し、バストに1億5000万円の保険をかけて話題になった山田誉子(46)。03年にグループを卒業し、その後もソロで活動したが、引退。現在はヨガのインストラクターとして活動している。
そんな中、異彩を放ったのが、M字開脚を得意とする「エロテロリスト」で、プロレスラーとしても脚光を浴びたインリン・オブ・ジョイトイ(41)だ。08年の結婚後は3児の母として台湾で暮らし、リラクゼーションサロンも経営。
そして今年、インリンは拠点を日本に再び移し、グラビア活動の再開も発表した。
「チャンスがあったらまたやりたいという気持ちはずっとあったんです」
熟練の「M字ビターン!」がまた拝めるのだろうか?
怒濤のIカップで「おっぱい番長」の異名を取った相澤仁美(35)は、バラエティでも重宝された09年に、どん底へ叩き落とされる。女子大生時代の「AV出演疑惑」が取りざたされ、激ヤセと同時に開店休業状態に追い込まれた。
現在、ブログの更新こそ続いているが、すでに所属事務所からも名前は消えている。
12年12月に発生した「ペニーオークション詐欺事件」で、ほしのあきや熊田曜子を巻き込む首謀者として報道されたのが松金ようこ(35)である。Hカップの重量級ボディでコアな人気を誇ったが、代償は大きかった。
松金は、ほしのらを巻き込んだ事実は認めたものの、公式の場でも釈明は一切なく、無期限謹慎という形で芸能界から姿を消した‥‥。