SMAPの解散騒動以来、すっかり“ヒール”のイメージが定着してしまった木村拓哉。今年の正月には2002年に放送されたドラマ「空から降る一億の星」(フジテレビ系)で共演以来、プライベートでも懇意にし、良き理解者となっている明石家さんまとの共演番組「さんタク」(フジ系)が放送されたが、平均視聴率5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、まさかの低視聴率となり、業界内でも大いに話題となった。
「今年で16回目の放送となる『さんタク』ですが、ここまで低い視聴率は前例がありません。さんまさんのほうは今でも他の出演番組は高視聴率を維持しているんですから、SMAPの解散騒動以来続く木村さんの不人気が視聴率低迷の原因と言わざるをえませんね」(テレビ誌編集者)
また、ある放送作家は同番組の敗因をこう分析する。
「低視聴率の最大の要因は、木村さんが相変わらず二枚目路線に終始したことと、さんまさん、木村さんの双方がおたがいをやたらとホメ合うことに終始し、薄っぺらい内容になってしまったことでしょう。プライベートでも仲が良いさんまさんを相手に、木村さんがSMAP解散騒動の真相や心境など本音を吐露すれば、もっと盛り上がったと思うのですが…」
1月18日にスタートする主演ドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)のオンエアを前に、話題作りのため、学生時代の同級生のマツコ・デラックスの番組やバラエティ番組にゲスト出演。好感度アップを図ろうとしているように見えるキムタクだが、はたして人気挽回はなるか!?
(しおさわ かつつね)