人気グループ・SMAPの解散騒動の渦中、ただ一人、ジャニーズ事務所残留をいち早く表明し、すっかりヒールキャラが定着してしまった木村拓哉。今年1~3月に放送されたドラマ「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)は竹内結子や木村文乃、浅野忠信ら豪華共演陣にも助けられて平均視聴率14.5%と、なんとか及第点となったものの、かつての“視聴率男”の神通力は確実に陰りを見せている。
そんな木村が、自身の好感度復活に向けて大いに期待していたのが、明石家さんまと共演するバラエティ番組「さんタク」(フジテレビ系)だったという。
「好感度をアップさせるためには、ドラマや映画よりもバラエティ番組が効果的。しかも、ドラマでの共演以来、公私ともに仲の良いさんまさんとの共演ということで、木村さんもかなり力が入っていました。番組放送前には、フジの朝の情報番組の独占インタビューにも応じるなど番宣にも余念がなく、ジャニーズ事務所サイドも、旧知の間柄のメリー喜多川副社長みずから、さんまさんに連絡を入れたと言われています」(フジテレビ関係者)
ところが、4月10日に放送された同番組は平均視聴率10.4%と大惨敗を喫してしまった。
「これには木村さんも相当落ち込んでいるようです。一部で取り沙汰されている海外移住計画も現実味を帯びてきたとさえ言われています」(前出・フジテレビ関係者)
4月29日公開の主演映画「無限の住人」が爆死なら、「木村は終わった」の大合唱が業界内外から聞こえてきそうだ。
(しおさわ かつつね)