1月18日スタートの連続ドラマ「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系)。夫婦役で出演する松山ケンイチと深田恭子が、この日のワイドショーにそろって出演し、収録現場でのエピソードを語った。
「何でも、深田は松山の演技作法に感心しているのだとか。松山はセリフを覚えるために台本を書き写すというんです。自分のセリフだけではなく相手のセリフもノートに書き写し、自分だけの“マイ台本”を作るんだそうです。つまり、自分の妻を演じる深田のセリフについては、かなりの量をせっせと書いていることにもなりますね」(芸能ライター)
松山は、さすがに自分の出ないシーンについては省くそうだが、深田は、相手のセリフも書き写す人には初めて会った、と驚いた様子だった。
「松山は、シーンの様子や動作を説明する“ト書き”は書かないようにしているそうです。それゆえ、自分がセリフに合わせてどんな動きをすればいいかわからない時もあるそうですが、それが逆に、わざと演じるのではなく、自然な動きや仕草につながると考えているのだそうです」(前出・芸能ライター)
演技派として知られる松山ならではのエピソード。演技に対するアプローチは人それぞれだが、ト書きを一顧だにされない脚本家にとっては、うらめしい役者なのかもしれない?
(伊藤その子)