1月31日、大竹まことの長女が法律違反の薬物を所持していた疑いで警視庁大崎署に逮捕されていたことが明らかになった。28歳になる大竹の長女は、見るからに挙動不審な様子で歩いていたことから警察官に職務質問を受け、俗にいうところの「ハッパ」の所持が明らかになったという。
芸能人の二世といえば、最近では清水アキラの息子でタレントの清水良太郎や、橋爪功の息子で俳優の橋爪遼が法律違反の薬物で逮捕された。また少し前には「チェッカーズ」の元リーダー・武内享の息子や、中村雅俊の息子で元俳優の中村俊太もクスリで逮捕。さかのぼれば石田純一の息子であるいしだ壱成、三田佳子の息子も逮捕されている。芸能人二世の薬物犯罪が後を絶たないのには理由があるのだろうか。
「父親や両親が芸能人の場合、子供達は自由奔放に育つケースが多いようです。もちろん社会のルールを教えていないわけではないでしょうが、例えばクラブなど、いわゆる不良の溜まり場などにも躊躇なく出かけてしまう。健全に夜遊びしている人がほとんどですが、クスリが手に入りやすい状況に身を置きやすいという背景はあると思います。ただし最近では、サラリーマンや経営者といった一般人でも薬物に手を出す人が増えています。見るからに清楚なOLがハッパを常用していたというケースもある。孤独を癒やすためという人もいますが、好奇心から始めて染まってしまったというパターンが多いですね」(週刊誌記者)
みずからの心身にダメージを残すだけでなく、自分の信頼やキャリアはおろか、家族のキャリアまで奪いかねない薬物汚染。大竹の心中が察せられる。
(笠松和美)