「野望」は、「無謀」で終わりそう!?
お笑い芸人のカンニング竹山が同局の吉田明世アナの質問に答え、その遠大な計画を明らかにしたのは、1月29日放送のラジオ番組「たまむすび」(TBSラジオ系)でのことだった。
「竹山はYouTubeに『拝啓テレビ局様チャンネル』を開設して知人のディレクター2人に頼んで映像を制作してもらったそうです。うち1本目の『カンニング竹山にレギュラー番組をください PART1』は、1月24日に公開して、チャンネル登録数が2月1日には1200、視聴回数5799回を記録しました。さらに29日に公開した2本目の映像『カンニング竹山にレギュラー番組をくださいPART2 ~明太子グルメレポート~』は、視聴回数2233回を突破していますが、93万人あまりのフォロワーを誇る公式ツイッターでこまめにPRに務めている割には、なかなか思うように視聴回数が増えないでいる」(芸能ライター)
YouTubeへのチャンネル開設の理由は、竹山は、出身地の福岡で、レギュラーを務めるテレビ番組を持っていないこと。一念発起して、宿泊・食事・飛行機代など諸経費すべて自腹を切り、故郷のテレビ局に向け一世一代の売り込みをかけているのだ。
「ところが、配信中の映像を見るとユルユルのグダグダ。情報番組が1日10番組もあることに目をつけ、食レポを売り込もうとなじみの明太子屋を突撃。だが、肝心の味については『うまい』の一辺倒で、試食後は自分のお土産として購入することに夢中になり、同行ディレクターが財布をロケ車に忘れたからと、竹山に金を出させ、自分たちのお土産を買わせるまさかの展開に。キレ芸が売りの竹山が、仕事を忘れた自分を棚に上げ、2人に毒づいて終了。竹山はうんちくも語らず、店の人との交流もないまま。竹山のアップのシーンでピントがズレまくるなど、プロとは思えない水準。これを8回も続ける予定とか。上から目線のしゃべりといい、逆効果必至となりそう」(ネットライター)
時間はかかるが、各番組プロデューサーのもとに出向いて直接交渉したほうが、まだ可能性があるかもしれない。
(塩勢知央)