2月18日放送の「西郷どん」(NHK)第7話に登場した、鈴木亮平演じる西郷吉之助(隆盛)の最初の妻・須賀を演じる橋本愛。史実上にあまり記録が残っていない人物ということで、ドラマの原作である林真理子氏の小説では「純文学の匂いを感じるような奥ゆかしい中に強さを秘めるすてきな女性でしたが、ドラマ(脚本)で中園ミホさんが創造されたのは、原作とはまた違う表情を持つ、素直で愛情深い女性でした」と橋本がコメントしているように、劇中の須賀は笑顔が苦手な無愛想な女性となっている。
須賀が西郷家に嫁いだ翌朝には吉之助の父・吉兵衛(風間杜夫)が、続いて母・満佐(松坂慶子)が、その少し前には祖父・龍右衛門(大村崑)が亡くなっていたため、須賀は「不吉な嫁」とまで呼ばれ、25日放送の第8話では離縁となり、橋本の大河ドラマ出演回は終了する。
「たった2話のみの出演ですが、橋本ファンは大いに沸いているようです。というのも、18日放送回では鈴木演じる吉之助と橋本演じる須賀が布団の中で見つめ合い、これから2人の初夜が始まるかと思った瞬間に吉之助の小さな弟2人が布団の上に乗ってきたかと思うと翌朝のシーンに。しかし次の瞬間に流れた“天に向かってそそり立つなた豆を乱暴にもぎ取る橋本の白い指先”は、かなり想像力をかき立てられました。さらにその手つきに対して松坂演じる満佐の『もっと優しく!』と叱責する声が被ったため、ネット上では『妄想が止まらない』『橋本愛の手つきにダメ出しする松坂慶子は1粒で2度おいしい』といった声が続出したんです」(テレビ誌ライター)
映画には多く出演しているものの、ドラマに出演するのはおよそ3年半ぶりの橋本。なた豆だけでなく視聴者の心までもぎ取ってしまったようだ。