2月27日発売の「女性自身」が、M-1チャンピオン・とろサーモンが日本テレビを出禁になっている可能性を報じた。記事によると、ボケ担当の久保田かずのぶが、演出家を怒らせてしまったのだという。
「久保田がバラエティ番組『行列ができる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した際、6年前に離婚した元妻に生電話をかけるという企画がありました。『女性自身』の取材によると、オンエアでは編集の力でうまく笑いになっていたものの、実際の現場では“スベった”雰囲気だったとのこと。そのため久保田は、収録後にスタッフに『ひどいからカットして使わんといて』とクレームを出したというのです」(テレビ誌記者)
若手芸人が現場のディレクターにクレームを出すなど、業界ではご法度と言われる。やがて彼の言動は、業界で5本の指に入るテレビ演出家の耳に入り、日テレのバラエティには出禁となる話が持ち上がっているようだ。そんな中、2月27日に放送されたラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)では、太田光が、あるバラエティ番組への出禁理由を明かした。
「この日はチュートリアル・徳井義実がゲストとして出演。太田は、リアリティバラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)の熱狂的なファンなのですが、徳井はこの『テラハ』のMCを務めているということで、ゲスト出演できるように頼み込んでいました。しかし徳井は、爆笑問題を出演させるのは難しいと語り、その理由として『ギャラが、だっておたくら尋常じゃないでしょ!』と発言。この指摘に太田は、声のトーンを変え『(その話は)やめてくれって。それ揉めるんだからさ。それで『向上委員会』出れなくなった』と、明石家さんまがMCを務めるバラエティ番組『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に出演できない理由を明かしたのです。爆笑問題が所属するタイタンは、看板芸人を安売りしないというスタンスですから、ギャラ交渉がシビアなのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
初期の「向上委員会」には、何度も出演していた太田。しかしある時から姿を見せなくなったのは、ギャラ問題が関係していたようだ。