NHKの女性アナウンサーでもトップクラスの知名度と人気を誇る有働由美子アナが3月末で「あさイチ」を卒業。その後の進路に注目が集まっている。いまや誰もが認める「NHKの顔」だが、そんな彼女の降板にはどんな意味があるのだろうか。
「多くのメディアで年下経営者との入籍を確定的に報じていますが、彼女個人としては人生の節目となる結婚も、NHK職員としてのキャリアプランには大きな意味を持たないようです。今回の『あさイチ』降板も、まもなく49歳の彼女にとっては、今後の身の振り方を考えた場合には納得のステップでしょう」(テレビ局関係者)
そんな有働アナは4月以降、活躍の場をどこに求めるのか、テレビ局関係者が続ける。
「フリー転身の噂も根強いですが、それはないはず。野心家の彼女はむしろ、虎視眈々とNHK局内で出世する道を探っているはずです。これまでも海外特派員との兼任や、民放情報番組への出演など、NHK女子アナとして“初”を達成してきた有働アナが次に狙うのは、一般企業での取締役にあたる『理事』への就任でしょう。68年にわたるNHKの歴史で女性理事は一人だけで、女子アナ出身者は皆無です。つまり“有働理事”が誕生すれば、間違いなく放送界の歴史に名を残します。そのためには現在の仕事をいったん整理して、局内政治を掌握したいという目論見なのかもしれません」
理事就任の暁には、「あさイチ」での良き相棒だったV6・井ノ原快彦が祝福するのは間違いないだろう。
(浦山信一)