男らしいその決断に思わず感動してしまう人も続出したようだ。
お笑いトリオ・ジャングルポケットのリーダー・太田博久が先月28日に放送されたバラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の解散ドッキリで見せた対応が視聴者の涙を誘ったようだ。この日は「トリオ芸人、1人抜けてポンコツと2人きりになったらそいつとはコンビ続けない説」を調査。太田をターゲットにし、斉藤慎二、おたけが仕掛け人となり、斉藤がトリオを抜けて、ジャングルポケットを解散するというドッキリを仕掛けた。
現在はお笑い業のほかにも映画やドラマにも出演したりと俳優業での活躍が目立つ斉藤がピンになり、本格的に俳優として頑張っていきたいとなかば強引にもっていき、太田を絶望の淵に落とした。トリオの中で最も売れており、強烈なキャラクターを持つ斉藤が抜けることは当然、とても致命的な出来事なだけに、斉藤がトリオを抜ける意向を伝えた後も太田は終始頭を抱えていた。そのため、ここは死に物狂いで止めにかかるのかと思いきや、太田は「あいつずっと言ってたからな『やっぱ役者やりたい』って。まあでも、あいつの人生邪魔する権利はないですからね。オレらに…」と、斉藤の決断を受け入れ、解散を了承するという選択を選んでいた。この太田の男気には別室でその様子を見ていた斉藤も「こういうヤツなんですよ」と、若干涙目になり、VTRを見ていた出演者からも「泣きそうになる」という言葉が出てくるなど、すっかり感動していたようだった。太田の相方を気遣う言葉を聞いた視聴者からも「太田のジャンポケ愛好きだわ~」「ちょっとおバカなところもあるけど、太田は男の中の男だと思う」「あの美人な嫁さんが惚れるのも納得」など、太田の人柄を絶賛するコメントが殺到した。
「そんな太田は2015年にモデルの近藤千尋と結婚していますが、近藤も初デートで『こういう人と一緒にいたい。運命かも』と、心を奪われていたようです。最近は近藤もテレビ出演も増え、その美貌に注目が集まっており、太田もお笑い界では顔も良い方で、マッチョだったりと男前ですが、それでもなぜ近藤が太田を選んだのか、疑問に思う人もいたようです。ただ、そういった考えを持った人たちも今回の放送で太田の内面を知り、近藤が惚れるのも無理はないと感じたようですね」(エンタメ誌ライター)
最終的にもポンコツのおたけとコンビを組むことを渋々決めていた太田。今回の放送でかなり好感度を上げたようだ。
(本多ヒロシ)