3月4日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に元アイドリング!!!メンバーでタレントの朝日奈央が出演。自己紹介の際にアイドル活動についてMCの東野幸治に聞かれると、「人気がなくてすぐ終わりました」「売れるわけない、あんなグループ」「可愛い子がいない。歌もうまくない」と暴言を吐き、同じくバラエティで活躍する元メンバーの菊地亜美について見を向けられると「トップ可愛くないでしょ」と毒舌で切り返す。
アイドリング!!!は2006年10月に結成され、15年10月に「全員卒業」とし、活動を休止させていた。朝日、菊地ともに2期生メンバーとして、08年4月から活動していた。活動期間は丸9年と決して短いわけでもないし、可愛い子がいない、歌もうまくないとはずいぶんと後足で砂をかける言い草。元ファンもさぞかし憤慨しているかと思えば、逆に「朝日、よくやった!」という賛辞が送られているという。グループ活動中に出版した「アイドリング!!!収録中」「アイドリング!!!卒業アルバム」の担当編集者に聞いた。
「アイドリング!!!は、成り立ちがバラエティ番組を活動の軸とするアイドルグループで、9年間MCを務めたバカリズムさんの下で、少なくとも番組内では徹底的に“番組をおもしろくすること”を求められてきました。ファンならば、朝日さんが本心で言っていないことはわかりますし、得意の自虐ネタというわけです。それも、中途半端な謙遜のレベルじゃなく、徹底的にボロクソに切って捨てている部分に、頼もしさすら感じたファンの方が多いのではないでしょうか」
「行列~」では、お笑い芸人・ミキの昴生が「元アイドルなのにNGなしの不気味な存在」として名指しされていた朝日奈央。今回の発言が、検索サイトのトピックスにピックアップされ、自身の名が検索ワードの上位に浮上していることも、本人にしてみれば「してやったり」といったところだろうか?