田幸和歌子

社会

医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<動悸>「めまい・冷や汗・吐き気、意識を失う症状も…」

会社員のBさんは、このところ動悸を感じ不安を覚えていた。心配になって近くの医療機関を受診。すると、問診で「どんな時に動悸がするのか」「脈拍は速いか遅いか」「脈は規則的か不規則か」と聞かれたという。動悸には大きく分けて、【1】鼓動が速くドキド…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<動脈硬化>「腕と脚の血圧測定でわかる血管年齢」

健康診断でコレステロール値が高かった。「このままいくと動脈硬化になり、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こすリスクがあります」と医師から忠告を受けたことがある人は多いはず。動脈硬化とは血管壁が厚くなったり硬くなった状態。食べすぎや飲みすぎなどが続…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<肺炎>「咳や高熱の症状が出ず高齢者の場合手遅れも」

肺炎は、重症化するケースが多い病気。発熱、咳、痰などの初期症状が風邪と似ているため、気づかずに放置してしまうのが要因だ。風邪と肺炎の大きな違いは感染部位だ。風邪は、鼻や喉などの上気道に感染して炎症を起こすのに対し、肺炎の場合は、気管支の末端…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<百日咳>「子供の病気が成人に流行する理由」

小児の疾患が中心の「百日咳」をご存じだろうか。「百日咳菌」という細菌の感染によって起こり、名前のとおり咳が長く続くのが特徴だ。飛沫感染や接触感染により、1週間程度の潜伏期間を経て発症する。国立感染症研究所が8月13日に発表したデータによると…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<食塩感受性高血圧>「塩分を控えても血圧が下がらない!?」

「高血圧」は動脈硬化や心臓疾患などさまざまな病気を誘発するおそれがある。中でも塩分摂取が原因で引き起こされる「食塩感受性高血圧」をご存じだろうか。塩を摂りすぎると血圧が上がることはよく知られているが、塩分を摂り血圧が高くなる人とならない人が…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<突発性難聴>「放置は厳禁!即時治療を怠ると…」

ある日突然、片方の耳が聞こえにくくなる──こんな症状が出たら放置せずに、すぐに耳鼻科を受診してほしい。なぜなら、「突発性難聴」の可能性があるから。この病気は、早期発見・早期治療が何より重要だ。「突発性難聴」とは、音を脳に伝える感音器に異常が…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<食中毒>「発症場所は家庭が急増」

気温も湿度も高い時期に最も多く発生する食中毒。食中毒といえば、近年「病原性大腸菌O-157」が猛威をふるっている。加熱が不十分な肉類などが主な感染源となり、潜伏期間は2~3日が一般的。鶏や牛、豚などが原因の「カンピロバクター」は1~7日(平…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<多汗症>「人前に出られない…電流療法や塗り薬で改善」

連日の猛暑で、汗かきの人にはつらい季節。そもそも汗は体温を下げるために出ることで調整している。運動習慣があるなど、汗をかき慣れている人は汗腺機能が高く、サラサラの汗でニオイもしない。しかし、ふだん汗をかき慣れていない人の場合は、オフィスの冷…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<痔>「長引く便秘に注意!大腸ガンの可能性も」

日本人の3人に1人が悩んでいると言われる「痔」。早めの治療で治る病気だが、恥ずかしさや抵抗感から病院に行く人が意外に少ない。市販薬で治療できる場合もあるが、1~2週間使用しても治らない場合や、出血がある時は大腸ガンなどの可能性もあるので、「…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<慢性腰痛>「脳のドパミン放出で痛みはスッキリ」

慢性的な腰痛に悩まされている人は少なくないだろう。「慢性腰痛」は腰痛が3カ月以上続いている状態のことを指している。最近の研究で、30代~50代の都心部の事務職で働く人に多く見られることがわかってきており、その理由として、ストレスやうつなどの…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<関節リウマチ>「治療法の劇的変化で『関節破壊』を抑制」

食欲がない、なんとなく体がだるい、熱っぽい、体重が減ってきた‥‥風邪の初期症状に似ているが、実は「関節リウマチ」の場合もある。「関節リウマチ」の患者数は、日本では70万~100万人。神経痛と混同されたり、高齢者の病気だと思われたりしがちだ。…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩と五十肩の違い>「急性期と慢性期の過ごし方が完治の鍵」

高い場所の物を取ろうとしたら、肩に激痛が‥‥。「もしかして四十肩か五十肩?」と不安になる人も多いだろう。中高年に多く見られる典型的な肩の痛みが「四十肩・五十肩」だ。そもそも「四十肩・五十肩」は、名前のとおり、症状が40代で出れば「四十肩」、…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<せん妄>「認知症と間違える高齢者の病気とは」

会社員のCさんは、80歳の父親が急に荒っぽくなり周囲にどなり散らしたり、夜中にブツブツつぶやくことに悩んでいた。「認知症じゃないか」と心配になったCさんは父親を連れて、近くのクリニックを受診することに。医師「お父様が意味不明なことをつぶやい…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<「CT」と「MRI」>「被曝vs非被曝“検査不可”の条件も…」

人間ドックを受診すると「CT」や「MRI」といった言葉が医師から飛び交う。「CT」と「MRI」は大きな土管のような装置に概観は似ているが、その機能はまったく異なる。まず「CT」はComputedTomographyの頭文字で、X線検査の一種…

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