紳助親分のシノギの主戦場、テレビ局は義理も人情もない。手のひらを返して、次々と親分のレギュラー番組打ち切りを発表。足を洗った親分には見向きもせずに、「穴埋め」に必死だ。そんな番組の中に本誌は〝ヤラセ〟を発見。親分も草葉の陰‥‥いや、沖縄で泣いているぞ!
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ヤラセ疑惑が持たれている番組は、9月6日にTBSで放送された「世界の恐怖映像最強版~絶叫度100%!ベストオブベスト~」(以下、「9月版」)。本来なら、紳助のレギュラー番組「紳助社長のプロデュース大作戦」が放送されている時間帯だった。
この「9月版」の放送開始直後から、ネット上には「再放送?」という不評が殺到していた。というのも、TBSでは8月4日の「スパモク!!」で、「世界の恐怖映像2011~超コワい絶叫動画40」(以下、「8月版」)という類似番組が放送されていたからだ。
どちらも、素人が偶然、撮影してしまった心霊現象映像を見せるという内容。その映像を観たスタジオの芸能人が「キャー」と派手なリアクションをするというバラエティ番組である。
そこで、本誌はあらためて両番組を視聴し、比較検討してみた。すると、「9月版」で放送された恐怖映像50本の半分以上が「8月版」で放送された恐怖映像と一致していた。
もっとも「9月版」は、過去4年にわたり放送された恐怖映像のベスト版とうたっている。「8月版」と同じ恐怖映像を使用していても問題はない。ただ、1カ月で2回も同じ映像を見せられた視聴者は素直に「キャー」とは言えないだろう。
さらに、本誌は両番組の再生を続けて目を丸くしてしまった。なんと、スタジオにいる司会者、ゲストのメンツが同じなのだ。それだけではない。衣装にセット、全て一緒だ。いや、「8月版」のスタジオトークまで「9月版」で流用している。流用しただけなら目くじらを立てる必要はない。問題は流用する個所だ。
それが如実にわかる場面がある。「9月版」では46位にランクされた恐怖映像が終わったあとでスタジオにカメラが切り替わる。そこで、司会者の「雨上がり決死隊」の宮迫博之(41)がおびえながら、「こんなもん司会できるかっ!」と叫ぶ。
まったく同じシーンが「8月版」にも36位の恐怖映像後にある。ところが、「8月版」で宮迫がおびえているのは、「ブラッディーメアリーの呪い」という海外の恐怖映像。一方、「9月版」では「恐怖のエレベーター」という日本で撮影された恐怖映像である。
つまり、「8月版」の司会者、ゲストのリアクションを、「9月版」では前後のつながりを無視して編集、さもスタジオ収録をしたかのような臨場感を強引に演出して見せているのだ。
さらに、この「9月版」のトーク場面を再生していくと、これまたビックリさせられた。ゲストの国生さゆり(44)が恐怖のあまり、オッパイをこすりつけて宮迫の腕にしがみつく迫真のリアクションを見せる。
だが、これも「8月版」の流用だ。番組冒頭で放送されたランク40位の「もう1人の司会者」という恐怖映像への国生の反応なのだが「9月版」では別の恐怖映像への反応となっている。
しかも、この「9月版」では、「もう1人の司会者」が驚異のランクアップをして1位となり、ラストシーンを飾っている。順位はご愛嬌としても、エンドロールが流れる中、国生が宮迫にしがみつくシーンが映るのはお粗末すぎる。
こうして観ていくと、「9月版」には不可解なシーンが多い。「8月版」で放送されなかった恐怖映像も収められているのだが、そんな恐怖映像の右隅にはしっかり「8月版」のゲストがおののく表情が差し込まれている。何やら口にしているのだが、その音声はカット。「キャー」と叫ぶタイミングだけがぴったりなのだ。
これは意図的で過度な演出、ヤラセなのか。それとも、紳助引退で突貫工事の制作だったためのミスか。
あらためて本誌はTBSに取材を申し込んだが、「番組の制作過程に関するご質問にはお答えしておりませんので、回答は控えさせていただきます」
とツレないリアクションであった。代わって、あるTBS関係者が言う。
「この時間帯は10月の改編期まで急ごしらえの特番が3週間は続く予定です。その1発目の『恐怖映像』は放送前から局内では『あんな作りで大丈夫なのか?』という声も上がっていました。でも、視聴率は皮肉なことに、最後の『紳助プロデュース』の8・4%を超えて10・4%でした」
この好成績のためか、9月8日にTBSは「紳助プロデュース」の打ち切りを発表した。本当に泣きたいのはテレビ局か、それとも紳助親分か‥‥。
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