芸能

「スッキリ」大失態が尾を引く後継番組「DayDay.」のイメージ悪化問題

 朝の情報番組で「大失態」がナマ展開された。それは3月24日の「スッキリ」(日本テレビ系)。栃木県にある「那須どうぶつ王国」のロケにやってきたオードリー・春日俊彰が、ペンギンが中にいる池にわざと落ち、あわやペンギンが圧死しそうになったのだ。

「エサやりのロケだったのですが、春日は後ろに倒れ込むようにして池の中にドボンと飛び込んだ。ペンギンがどこにいるかも確認しない状態での落水でした。突然の乱入者に、ペンギンたちは慌てて池の中から出て危険を回避していましたが、もし逃げ遅れていたらペンギンは春日の巨体に潰されていたかもしれません」(芸能ライター)

 そんな「スッキリ」も3月末で17年の歴史に幕を閉じ、4月3日からは新たに「DayDay.」が始まる。新番組の視聴率はどうなりそうか。

「例えば3月17日の『スッキリ』1部(8時~9時半)は個人視聴率2.7%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)、2部(9時半~10時25分)に至っては1.9%でした。同日の『ラヴィット!』(TBS系)の個人視聴率が1.4%ですから、絶対的な優位とは言えません。とはいえ、どの番組も視聴習慣がついているだけに、他番組への激しい流れ込みはないのでは。『DayDay.』もだいたい同じようなアベレージを辿ると考えられますが、今回のような不祥事が起きると、新番組に生まれ変わったとしても、その『枠』に対するイメージが悪くなります」(テレビ関係者)

 さらに気がかりなのは、「ZIP!」を1時間拡大して「DayDay.」が朝9時スタートになることだ。視聴率的に健闘している『ZIP!』を広げるのは分かるが、

「9時スタートだと、すでに他局のワイドショーでは重要なニュースを消化し終えています。視聴者は、話題のトピックを早く見ておきたい」(前出・テレビ関係者)

「ZIP!」に続いて「DayDay.」を見ようという気分になるのか、それもまた懸念材料なのである。

(花井由美)

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