スポーツ

【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」【2024年3月BEST】

 5月6日のルイス・ネリとの「世紀の一戦」を前に、井上尚弥が横浜市内の所属ジムで練習を公開したのは、31歳の誕生日となる4月10日だった。ネリの愛称は「パンテラ(ヒョウ)」。これに対抗して井上は、試合用のTシャツやコスチュームに「ホワイトタイガー」のデザインを採用したという。首尾よくヒョウを仕留め、さらなる防衛を重ねた後には「次なる階級」の話題が出てくるかもしれない。(3月27日配信)

 ボクシングのスーパーバンタム級で、アジア人初となる史上2人目の2階級4団体統一王者となった井上尚弥だが、はたして「3階級4団体統一」はあるのかと、気の早い期待が湧いてくる。だが、これに「黄信号」を灯したのは、元世界2階級制覇王者の畑山隆則氏だった。

 IBF世界フェザー級王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)VS阿部麗也の世界戦が行われたのは、去る3月2日。8回TKOでロペスの勝利となり、長谷川穂積以来となる日本のジム所属選手の世界フェザー級王者誕生はならなかった。

 YouTubeチャンネル〈渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則ぶっちゃけチャンネル〉で、ロペスはディフェンス面に難ありとして、井上有利を唱える畑山氏だが、フォード、ホルトマフは別格と懸念する。

「アルベルト・ロペスに関しては、井上チャンピオンが体つくれば勝てると思うんですよ。ただ、フォードとホルトマフの試合を見ると、井上チャンピオン、ヤバイんじゃないかって…」

 WBA世界フェザー級王者レイモンド・フォード(アメリカ)と、同級1位オタベク・ホルトマフ(ウズベキスタン)の試合が3月2日に行われ、フォードが12回TKOでベルトを死守。戦績を16戦15勝(8KO)1分とした。

「体も大きいじゃないですか、この2人ともね。それで速い。井上チャンピオンがあの階級で、あれだけ速く動けるのか、と。さすがに井上チャンピオンでも、ここまで来たらさすがにヤベェのかなって…」(畑山氏)

 その前に、まずは5月6日の東京ドーム決戦だ。挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)を完膚なきまでに叩き潰し、畑山氏が前言撤回するほどの好試合を期待したい。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
板野友美とヤクルト・高橋奎二「夏休み家族旅行」動画に怒りと失笑「この時期の休みは不名誉なこと」
2
ピタリ合致!広島ファンがオリックスに贈った「西川龍馬のトリセツ」が大当たり
3
大谷翔平に50本は打たせたくない!デーブ大久保が激白する「外国人心理」と落合流ホームラン
4
大谷翔平の試合を観戦「3600万円の超VIP席」にいた東山紀之社長の「芸能界復帰」プラン
5
誰も監督をやりたがらない!ベルギーリーグ「日本人だらけ軍団」がガッタガタでも存在できるワケ