芸能

キンコン西野が叩かれるのは芸人としての下積み時代がなかったから?

20161124nishino

 苦労知らずのままで売れると、その後に“リバウンド”が訪れることが多い芸能界。しかし、お笑いの世界では数年に一度、下積みゼロのまま売れてしまう者が出現する。

 最近では、ピン芸人の厚切りジェイソン、8.6秒バズーカーなど。昔ではダウンタウンやナインティナインもそうだった。

「“炎上芸人”として、ヘンな人気が出たキングコングもそうです。大阪NSC在籍時から女性ファンが多く、『NHK上方漫才コンテスト』で最優秀賞を受賞。弱冠19歳で、在学中に受賞したのは彼らだけです」(エンタメ誌記者)

 漫才日本一決定戦として有名になる前の「M-1グランプリ2001」で、芸歴わずか2年3カ月で決勝戦に進出。イケメンで、“よしもと男前ランキング”の常連だった西野亮廣と、ナイナイ・岡村隆史を彷彿とさせた梶原雄太は、挫折を経緯しないまま東京に進出した。

 エリート芸人の仲間入りをはたした2人は結成からわずか2年後に、人気バラエティ「はねるのトびら」(フジテレビ系)のレギュラーメンバーに抜てき。盤石の地位を築いた。

「ここ数年の西野といえば、ツイッターで攻撃され、芸人を引退して絵本家転身すると口にするなどして、嫌われまくり(笑)。この11月には、『えんとつ町のプペル』の光る絵が1000万円で売れ、高野山に奉納されることもメディアを賑わせましたが、彼自身が絵を描いていないとして批判されています。超ハイパースピードでメジャー芸人になったその妬みが、昨今の西野バッシングにつながっているのかもしれません」(前出・エンタメ誌記者)

 ただの妬みか、それとも化けの皮がはがれたのか、今後西野がどんな活躍を見せるかで、明らかになるだろう。

(北村ともこ)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
巨人・阿部慎之助監督が「非情の戦力外通告」秋広優人に高木豊が「縦振りを習ってこい」指令
2
西武・佐藤龍世「遅刻で3軍行き」を食らった「懲役3カ月」「新庄剛志が激怒」直らない素行問題
3
阪神・先発ローテ「最後の1枠」に群がる4人の激烈バトルと藤川監督の「眼力」
4
ヤクルト球団「球場メシの撮影・SNS投稿ダメ!」新ルールは観戦ファンの賛同を得られるか
5
佐々木朗希が「脱スタミナ不足」160キロ超ストレートを捨てて「省エネ投球に切り替え」のキモ