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政治
政治
東京五輪の開催は確実?トランプ大統領の後押しが最大の援護になるワケ
新型コロナウイルス対策を巡って安倍首相は2月27日、全国の小中高などを対象に3月2日から臨時休校にするよう要請した。世界中から日本の感染症対策が生ぬるいと批判される中、思い切った決断には賛否両論が噴出しているが、どうやらアメリカではこの決断…
政治
歴代総理の胆力「三木武夫」(2)群を抜く屈指の「ねばり腰」
こうした三木の「したたかさ」は、それまでに始まったことではなかった。三木は戦前は無所属代議士だったが、戦後は群小の政党が離合集散する中、まず協同民主党に入り、その後、国民協同党、国民民主党、改進党、民主党と渡り歩き、昭和30年11月15日の…
政治
歴代総理の胆力「三木武夫」(1)「したたかさ」を物語る振る舞い
三木武夫の「したたかさ」について、かの百戦錬磨の田中角栄でさえ、天を仰いでこう言ったものだった。「三木をやり手の年増芸者とすれば、福田(赳夫)も大平(正芳)も女学生みたいなものだ。三木がプロなら、福田も大平もアマということだ。太鼓、三味線の…
政治
歴代総理の胆力「田中角栄」(4)清張いわく「50年に一度の天才」
そうした中で、一方で田中は「人材育成の名手」でもあった。かつて、田中が師として仰いだ吉田茂元総理が、「吉田学校」の中から、保守本流としての池田勇人、佐藤栄作、そして田中自身をも総理として輩出させたように、振り返れば田中はそれ以上の人材を政界…
政治
歴代総理の胆力「田中角栄」(3)“情と利”の人心収攬術
田中角栄は金脈・女性問題の不明瞭さが原因で、わずか2年の「短命」で政権の座を追われ、退陣後1年半後にまたぞろというべきかロッキード事件に連座したカドで逮捕。起訴された。そのロッキード事件の長い裁判の過程で病魔に倒れ、ここに至ってようやく、そ…
政治
歴代総理の胆力「田中角栄」(2)「短命政権」と「闇将軍」
政権を執った田中角栄は、早々と「決断と実行」ぶりを実践して見せた。「日本列島改造計画」「日中国交正常化」実現へ向けての“二刀流”である。田中政権2年余、「改造計画」は立ち上がったが、折から中東戦争による第2次石油危機に見舞われたことで、イン…
政治
歴代総理の胆力「田中角栄」(1)「コンピューター付きブルドーザー」の異名
昭和47(1972)年7月誕生した田中角栄内閣は支持率62%、不支持率10%(朝日新聞)という当時としては驚異的な数字を得ての登場だった。時に、田中は54歳と戦後総理として最年少であり、加えてそれまでの総理が官僚出身のエリートだったのに対し…
政治
歴代総理の胆力「佐藤栄作」(4)孤独な総理のトランプ占い
佐藤退陣後、熾烈な総裁選を経、田中角栄が福田赳夫を破って後継の政権となった。総理の重責から解放された佐藤は、妻・寛子のさしがね、服飾デザイナーの森英恵のアドバイスもあって、当時、流行の長髪にイメージ・チェンジをするなど、政権時とは打って変わ…
政治
歴代総理の胆力「佐藤栄作」(3)絶妙極まる「佐藤流人事」
「黙々栄作」の異名どおり、口数少なく、重心を低くしての長期政権7年8カ月で悲願の「沖縄返還」を実現させた佐藤栄作のリーダーシップを支えたのは、絶妙極まる「佐藤流人事」であった。その人事の基本原理は、「チェック・アンド・バランス」というべきも…
政治
歴代総理の胆力「佐藤栄作」(2)岸・佐藤兄弟「骨肉の争い」
その佐藤は、幼少時代は“劣等生”であった。小学校は入学時130人中、じつに127番だったというから、幼くして飛び切りの秀才だった実兄の岸信介元総理とは、だいぶ違うのである。しかし、なかなかの努力家で、旧制山口中学1年1学期の成績では全校で1…
政治
歴代総理の胆力「佐藤栄作」(1)佐藤の異名でもあった「黙々栄作」
先頃、安倍晋三総理に抜かれるまで、総理としての在任期間7年8カ月のレコード・ホルダーが佐藤栄作であった。佐藤は前任の池田勇人とともに、戦後政界の「ドン」的存在だった吉田茂元総理の、いわゆる保守本流を自任する政治家の集まりである「吉田学校」の…
政治
“キラーワード”駆使して辞める気ゼロ!疑惑国会議員「言い逃れ」番付を大公開
2020年の幕開けとなる通常国会は、疑惑まみれの「アベンジャーズ議員」が大集結!責任転換、捜査上の理由、病気の診断…それぞれ「キラーワード」を操り、議員辞職のピンチを脱出!そんな猛者がそろう中、誰が最も辞める気まったくナシで、厚顔無恥に国民…
政治
歴代総理の胆力「池田勇人」(4)聖火が消えるのを待って去る
酒豪、ヘビー・スモーカーだった池田に喉の異変があり、これがやがて癌と診断され、政権の激務に耐えられないところに至ったからだった。酒もタバコも旧制高校時代からで、例えば酒は総理になった頃が“ピーク”だった。まずビールをグラス2杯、次いで郷里・…
政治
歴代総理の胆力「池田勇人」(3)とてつもない「強運」の持ち主
池田内閣が進めた「所得倍増計画」は、当初目標の10年を経ずして、昭和43(1968)年の7年目にして達成された。弾みのついた経済の高度成長は、次の佐藤(栄作)政権の中期に熟成を見、昭和48(1973)年秋の「オイル・ショック」まで続くことに…