KAT-TUNの亀梨和也が主役を演じる連続ドラマ「FINAL CUT」(フジテレビ系)も、いよいよ佳境。12年前に母を死に追いやった真犯人・小河原祥太らしき男の姿をとらえた亀梨演じる中村慶介は、協力を申し出たその男の妹・若葉(橋本環奈)に呼び出され、部屋を訪ねる。そこで若葉演じる橋本がナイフをみずから腹部に突き刺す展開に、視聴者は凍り付いた。
「真犯人の妹2人に別人を装って近づいた亀梨演じる慶介は、栗山千明演じる姉・雪子と深い関係になり、嫉妬で心が激しく乱れた妹・若葉が自身の腹部を刺すわけです。そして動揺する慶介を見て不敵な笑みを浮かべるんですが、その時の橋本の鬼気迫る演技に注目が集まっています」(テレビ誌記者)
このシーンを観た視聴者からは、〈橋本環奈が怖すぎる〉〈橋本環奈こぇぇぇw〉と言った声とともに〈演技力すごい!〉といった称賛のコメントも数多く寄せられた。本人もこのシーンについては、テレビ誌の取材に答えて「若葉が一番純粋じゃないか」「純粋のあまり若葉自身予測できない行動に出る」と分析。橋本自身も「この役を演じてみてすごく発見が多かった」と話している。
「橋本は、去年公開された映画『銀魂』の“鼻ほじり”シーンなどアイドルらしからぬ振り切った演技がコメディエンヌとして話題を呼んできましたが、今回はサスペンスでも針を振り切っている。演技の幅が広がったことで、これからますます出演依頼が殺到するのではないでしょうか」(エンタメ誌ライター)
そんな橋本だが、3月7日発売の「週刊少年マガジン」で、久しぶりに表紙と巻頭グラビアを飾っている。
「“天使が笑えば、世界は平和”のキャッチコピーと共に、タイトなニットのワンピース姿でほほ笑む橋本の姿が大きく写しだされています。ファンからも〈橋本かんなちゃんだよ!!かわいいよ!!〉〈さり気なく胸をアピールするようなグラビアでたかまりかんな!〉といったコメントが躍っています」(前出・エンタメ誌ライター)
19歳になったばかりの橋本。まだまだアイドルとして活躍してほしいと思っているのもまた、ファンの本音のようだ。
(窪田史郎)