現在、プチブレイク中の芸人「脳みそ夫」が3月15日に放送された「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演し、売れていなかった不遇の時代について語った。
「OLの衣装に頭巾と口ひげを蓄えた『OL聖徳太子』というネタや、先日発売したメジャーデビューシングル『脳みそ夫体操』で一躍、注目を集めたため『2018年ニュースター』として番組に出演しました。まず、『デビュー当時はコンビだった』と紹介され、脳みそ夫は『粘土で作った脳みそを相方としてやってたんです』と説明。スタジオ中が“え?”となっているところに、若かりし脳みそ夫と、脳の模型が写った写真が出てきて、スタジオ観覧の女性から悲鳴のような声が上がりました。続いて『設定としては、不慮の事故で脳だけになってしまった相方と組む漫才師』と話しましたが、あまりにエキセントリックな設定に、出演者たちも『へぇ?』というしかありませんでした(笑)」(テレビ誌ライター)
これを聞いた松本人志は「そういう形だったらM-1って出られるのかな?」と興味を示すと、脳みそ夫は「それはやっぱり無理みたいで、ダミーの相方との写真を撮ってエントリーして、当日『事故で脳だけになっちゃった』って言ったら(コンビと見なされ)出れたっす。まだちょっとおおらかな時代だったっす」と話した。
「女子中高生の間で、ネタをマネた動画アップするのが流行っているようですが、この話を聞いているゲスト陣にいたAKB48・STU48の岡田奈々は、明らかに“ドン引き”していていました。それはともかく、『8.6秒バズーカー』や『日本エレキテル連合』など、女子中高生の間で話題になったことをきっかけにブレイクした芸人は短命になりがち。しかし、“脳を相方にするスタイル”で8年間も売れずにいたというくらいですから、世相を読んで芸風を変えていくのは苦手そうですが…」(前出・テレビ誌ライター)
脳みそ夫が今後、どのように生き残っていくのか注目したい。