この春は、局の垣根を越えた「エース女子アナ」の激突も見ものである。
その舞台は、TBSやテレビ東京など複数社が共同運営する動画配信サービス「Paravi(パラビ)」。
4月1日にスタートした同サービスの顔として起用されたのが、TBS・宇垣美里アナ(27)とテレビ東京・鷲見玲奈アナ(27)だった。
サービス名にちなみ、パラパラ風ダンスを披露するCMやプロモーション番組などで、エース女子アナ同士の共演が実現することとなったが、広告代理店関係者はこう語るのだ。
「宇垣アナ、鷲見アナの二人がそろう現場は想像を絶する緊張感なんです。両者とも『私のほうが格上』というプライドや『局を背負っている』という責任感が入り混じってか、談笑していてもまったく目が笑っていない。50過ぎの男性スタッフも『二人と一緒にいるとチビリそうになる』と漏らしていましたよ」
中でも緊張感が頂点に達したのが、3月27日に六本木ヒルズで行われたCM完成記者会見の席だった。
会見に出席した二人ともが「ふだんの1.5倍ぐらい化粧が濃かった」と振り返る、先の広告代理店関係者が当日の模様を話す。
「宇垣アナ、鷲見アナともおそろいの衣装で登場し、例のパラパラ風ダンスを生披露したのですが、恐ろしいことに会見の間、一度も目を合わせないんですよ。ピリピリムードを打開すべく、TBSの石井大裕アナが場を盛り上げようとしていましたが、あとの祭りで、彼のアブラ汗が全てを物語っていた」
一方、スキャンダルからカムバックを果たした女子アナも注目の的だ。
「一時は復活は不可能と見られていた田中萌アナ(26)の話題で局内は持ち切りですね」(テレビ朝日社員)
16年12月、同僚で妻子を持つ加藤泰平アナ(35)との不倫が発覚したため、田中アナは出演していた「グッド!モーニング」をやむなく緊急降板。
そんな田中アナが、今春から同局系のネットテレビ「AbemaTV」が放送する平日朝のニュース番組「AbemaMorning(アベマモーニング)」のMCに就任し、月曜から金曜まで「朝の顔」として出演している。