昨年の3月、日本武道館で初のワンマンライブ「ピコ太郎 PPAPPT in 日本武道館」を成功させた歌手のピコ太郎。4月18日には、その映像を収めたDVDとBlu-rayを発売。その記念イベント「ピコ太郎『PPAPPT in 日本武道館』リリース記念イベント」が22日、さいたま新都心コクーン2において行われた。
「イベントでは、『PPAP』を含めた7曲を熱唱。軽快なトークも繰り広げられ、会場に駆けつけたファンの子供たちをステージに上げるなど、大いに盛り上がりました。ピコ太郎は、『ちびっ子と交流できて嬉しかった』と言いながらも“ヒップにブスリ攻撃”に遭って四苦八苦。『子どもは単体だと可愛いけど、“ダマ”になるとおっかない』と苦笑いしていました」(エンタメ誌ライター)
一方で、次なる“野望”について、こんな意味深な動きを見せている。
「最近のピコ太郎は世界平和にも興味があるようで、ステージでも『ロシアに行って、プーチンさんにお会いしたい。トランプさん、安倍さん、ピコ太郎とでPPAPできないかなと』と語り、『そんなことをできるのは日本になかなかいない。できたらそういうことをしてみたい』と、壮大な野望を口にしていました」(スポーツ紙記者)
確かに最近のピコ太郎は、政界のイベントにたびたび姿を見せている。昨年5月には小池百合子東京都知事とLED普及啓発のPR動画に出演。今月21日には新宿御苑で行われた安倍総理主催の「桜を見る会」にも、将棋の加藤一二三九段、スピードスケートの高木美帆選手らとともに出席している。自身のTwitterでは〈桜を見る会の終わりに 皆様と触れ合ったの動画ピコ!〉と、会場に集まった一般客から“ピコ太郎~”の歓声を浴び、ファンとタッチをする動画をアップしている。
そんなピコ太郎は、先の発売記念イベントにおいてあくまで“プロデューサーの古坂大魔王の妻”の話であるとして、タレントの安枝瞳の妊娠について聞かれると「古坂さんが言うには、6月に出産予定です。見て分かるぐらい(赤ちゃんが)動いてる。(性別は)ほぼ女性のようです」とコメント。さらに「引退したらピコ太郎(の名前)を譲ってもいい。2代目ピコ太郎。それは嬉しいかも」と顔をほころばせていた。第一子の誕生、そして新たな“世界平和への野望“。プライベートも仕事も“リア充”なピコ太郎の活躍は、まだ続きそうだ。
(窪田史朗)