「R-1ぐらんぷり2017」覇者のアキラ100%が、予想に反して息の長い活動を続けている。マッパにお盆というスタイルが飽きられることを恐れて、ネタはどんどん進化。1話限りながらも、嵐・松本潤の主演連ドラ「99.9─刑事専門弁護士─ SEASONII」(TBS系)に出演し、元役者としての真価も見せた。しかし、そのバブルももう弾けかかっているというのが、事情通の見方だ。
「放っておいてもそうなりそうですが(笑)、R-1チャンピオンはかなりの確率で不幸に巻き込まれるというジンクスがあるからです。16年王者のハリウッドザコシショウ、15年のじゅんいちダビッドソンは、テレビタレントとしての露出は減少。14年のやまもとまさみにいたっては、妻子を養うための安定収入を求めて、スマホアプリを制作する会社の社員になりました。芸人と舞台役者としての看板はギリギリ下ろしていないというありさまです」(エンタメ誌記者)
13年に優勝した三浦マイルドは、優勝を機に7年間も勤めた伊藤ハムの近鉄百貨店阿倍野店アルバイトを辞めたが、現在はふたたび生活苦に。母親にあげた優勝賞金を返してもらっている。
05年のほっしゃん。(現・星田英利)は、女優・尾野真千子と不貞騒動を起こしている。また、大会唯一の2連覇(07年&08年)達成者・なだぎ武は、グラドル・萌木七海との熱愛騒動で星田と同じく女で栄誉を失った。
「もっとも不幸なのは、09年王者の中山功太でしょう。最終的には、地元の関西と、進出した東京の両方で仕事をなくしてしまいました。改名したり、ホストでバイトしたり。何とか話題を作ろうとしましたが、鳴かず飛ばず。昨年は、キャバ嬢が暴行されたと週刊誌に話し、訴訟に発展する勢いでした」(前出・エンタメ誌記者)。
タレントとして息長くスポットライトを浴びているのは、06年の博多華丸だけ。「R-1ぐらんぷり2018」で優勝した濱田祐太郎は、はたしてどうなるか?
(北村ともこ)