モデルの市川紗椰が4月20日放送の「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)にて、2年ぶりに参加した鉄道企画で満面の笑顔を見せた。この日は「タモリ電車クラブ 京急創立120周年記念ツアー」と銘打ち、京浜急行電鉄が仕立てた貸切電車で幻の新品川駅を出発。京急川崎駅では側線を通って大師線ホームに入線するという、鉄道ファン垂涎のシーンが映し出された。
「その美貌からは想像できないほどに“鉄分”の高い鉄道オタクの市川は、かつては『タモリ電車クラブ』の常連でした。しかし報道番組『ユアタイム』(フジテレビ系)のキャスターに就任し、放送時間が重なる“裏かぶり”だったために、この2年間は遠ざかっていたのです。それゆえ『ユアタイム』が終わってもっともホッとしたのは誰あろう、市川だったのかもしれません」(芸能ライター)
番組では貸切列車の座り位置を決めるジャンケンに負けた市川が立ち席になるも、ホリプロの現役マネージャーである南田裕介氏が自分の席を譲るという芸能界ならではのシーンも垣間見られた。その市川は電車のモーター音に耳を澄ませたり、大師線への入線前には「臨時でもないんですか?」と訊ねるなど、鉄道オタぶりをいかんなく発揮。番組に彩りを添えていたのである。その一方で今回の番組に出演が叶わず、涙をのんだアイドルがいたという。
「アイドル界きっての鉄道オタクで知られる、元・私立恵比寿中学の廣田あいかです。宇宙人ボイスでも知られる廣田は、普段からJTB時刻表を愛読するというガチな鉄道オタ。2016年には東京メトロとコラボしたフォトブック『am Tokyo Girl’s Way』も出しており、市川不在の間は『タモリ倶楽部』で紅一点として活躍していました。ところが今年の1月3日にグループを卒業し、4月20日には所属事務所のスターダストも退所。23日に同社から『双方合意の上契約が満了』と発表されたばかりです。その契約満了日にテレビ出演することなど不可能なのは当然ですが、廣田としては、テレビ画面の中で活躍する市川の姿を、指をくわえて眺めているほかなかったことでしょう」(前出・芸能ライター)
芸能界広しといえども、鉄道オタたちからも支持されている女性タレントは市川と廣田の二人だけ。次の「タモリ電車クラブ」ではぜひ、二人が並び立つ姿を見せてほしいものである。
(金田麻有)