ジャニー社長の謝罪文について話す中での国分太一の号泣、TOKIOメンバー4人の謝罪会見などなど、張本人不在の中で繰り広げられる“後始末”が話題の山口メンバー強制わいせつ騒動。そんな中、山口達也がMCを務めていた渦中の番組「Rの法則」(NHK・Eテレ)のスタッフも対応に追われているようだ。特に、山口と番組出演の女子高校生の関係が話題になったことで、番組出演者のSNSアカウントやブログへの無差別な誹謗中傷が相次いだというのだ。
「誹謗中傷の主たちはやはりジャニーズ系に興味のある人たちが多いと聞きます。『達也くんを返せ』など、まるで根も葉もないハニートラップを疑うかのような声のほか、ウワサとなった女子高校生のルックスに対してまで心ないコメントが目立つ始末でした。これにはさすがに番組スタッフも個人への誹謗中傷をやめるようお願いを出し、番組HPを閉鎖しました。もちろん山口の書類送検以来、放送休止となっている同番組再開のメドも立っていません」(エンタメ誌記者)
ところがこの誹謗中傷騒動がアップされると、一般視聴者から同情どころか、さらに追い打ちをかけるコメントが殺到してしまったというから大変。
「多くが番組休止を歓迎するものですね。ほぼ芸能人といっていい女子高生が中心でしたから、番組内容は“イケてる”女子ならではのテーマや楽しみ方が多かった。これに対し、スクールカーストを助長するという懸念は以前からありました。また、ファッション性だけなく、放送事故的に未成年の肌がチラ見えするシーンも少なくなかったことで、世の親たちは子どもに『あまり見せたくない』という気持ちが常にあったようですね。そのうっぷんが今回、一気に爆発してしまった感じです」(女性誌記者)
爆発という表現は大げさではなく、ネット上を見回してみても番組への不満は一目瞭然。「どこが教育番組?」「NHKとは思えないチャラさ」「イケてる子は何をやってもいいという感覚に嫌悪感しかない」「男子に対する顔の差別がひどい」「子どもに一番見せたくない番組でした」「スタッフが可愛い女子高生と戯れたいだけの番組」「未成年アイドル好きのオヤジしか喜んでないと思っていたが、山口の事件でそれを確信した」「山口メンバーのおかげです。もう終了でいいです」など、辛らつな声が次々と投稿されている状態。
取り巻く状況から、番組はこのまま終了の可能性が高い。そんな中で、局内で急ピッチに進められていると言う後続番組はもう少しEテレの原点に戻って“教育”に重きを置くべきかもしれない?
(飯野さつき)