5月19日、第71回カンヌ国際映画祭の授賞式で、是枝裕和監督の「万引き家族」が最高賞のパルムドールを受賞した。今回、同映画に出演している松岡茉優に、大きな注目が集まっている。
「『万引き家族』は、東京下町にて犯罪で生計を立てる一家を描いた人間ドラマです。今作で松岡は、女子高生見学店でバイトをする役を熱演。普段は女優業以外にバラエティなどでも活躍する彼女ですが、先日、新事務所に移籍したことと、パルムドール女優になったことで、これからは本格派女優路線で活動していくという噂があります」(芸能記者)
もともと、演技力に定評があった松岡だが、今後はさらに女優として引っ張りだこになりそうだ。そんな中、同映画では主人公一家が、水着で海を訪れるシーンが描かれるのだが、そこでの松岡の艶っぽい肌見せが関係者から絶賛されているという。
「映画史研究家の春日太一は、ツイッターにてこれまで優等生的な映画しか撮ってこなかった是枝監督が、『万引き家族』の海岸シーンでは、松岡に対して計算を超えた欲望が前面に出ており、親近感を持ったとコメント。またそういった映画はカンヌで賞を取りやすい傾向にあると分析しています。さらに共演者のリリー・フランキーも、インタビューにて『茉優ちゃん』の胸の渓谷について『平成の名シーンでしたよ! 意外とあるなと思った(笑)』と、松岡の“胸出し”とボリュームを絶賛しており、公開後は観客の間でも大きな注目を集めそうです」(映画ライター)
カンヌの公式上映では、観客から約9分間にわたって熱烈なスタンディングオベーションが贈られた「万引き家族」。今回、パルムドールを受賞できたのは、松岡の肌見せも大きく関係しているかもしれない。