熊本県のPRマスコットキャラクター・くまモンによる、放送事故動画がネット上で物議を醸している。問題の事故は、4月5日に放送された情報番組「英太郎のかたらんね」(テレビ熊本)の生放送中に起こったという。
「番組では、くまモンとリポーターが道の駅にて『とんこつそば』を食レポするという場面を放送。その際、レポーターがテーブルに座ろうとしたところ、くまモンが後ろにイスを引いたことで、レポーターはかなりの勢いで後方に引っくり返ってしまったのです。すると衝撃で『とんこつそば』まで、床にぶちまけてしまい、レポーターも痛みで立ち上がれなくなるという最悪な状況となったため、ロケは中断されました」(テレビ誌記者)
番組の放送自体は1カ月以上前だったものの、今になって視聴者が放送事故部分をネットにアップしたことで、SNSなどで大量に拡散される事態となっている。また今回の動画を見たネット民からは「これヘタしたら障害者になるよ。学校でこれやられて障害者になったやつ知ってる」「これは笑えない。イスを引くイタズラは本当に危険」と辛辣な意見が殺到。
くまモンによる悪ノリは、今回のことだけではないという。
「くまモンといえば、これまでイタズラ以外にハラスメント行為も当たり前のように繰り返してきています。イベントで同席した女性タレントやレポーターのスカートをめくったり、胸や足を触るという行為は日常茶飯事で、YouTubeなどにも大量に動画として残っている。また過去には、AKB48の柏木由紀とバラエティ番組で共演した際、抱きつきながら胸を触るような行為があり、テレビの前のアイドルファンを絶句させました」(前出・テレビ誌記者)
イタズラ好きなキャラクターとして人気を博してきたくまモンだが、今回の件はさすがに偉い人たちからお灸を据えられたかもしれない。