7月スタートの日本テレビ系ドラマ「サバイバル・ウェディング」で、波瑠が主演を務めることが発表された。
波瑠といえば、モデルとして活動後、2015年放送のNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」でヒロイン役を演じて女優として頭角を現すと、16年放送の「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(フジテレビ系)、昨年放送の「あなたのことはそれほど」(TBS系)、現在放送中の「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日系)と、3年連続でドラマ主演を務めている。
そして今回、「サバイバル──」での主演も決定して、すっかり人気女優の仲間入りを果たしたが、その理由を民放テレビ局のスタッフはこう語る。
「現在放送されている『未解決の女』も2ケタ視聴率をキープしているように、端的にいえば『外さない』という点に尽きるという点に尽きると思います。最近の若手女優の多くは主演ドラマで数字的に苦戦傾向にある。人気若手女優の中でも期待の星だった広瀬すずですら、今年1月期に放送された主演ドラマ『anone』(日テレ系)が大コケしましたしね」
そのうえで、先のスタッフはこう続ける。
「広瀬や川口春奈らが視聴率で苦戦し、のんが所属事務所からの独立騒動で出演を減らし、武井咲がデキちゃった結婚する中、存在感を増しているという面もあるでしょう。実際、ドラマの編成会議でも波瑠の名前はよく出ますしね」
ライバルたちをしりめに今後も波瑠が存在感を増しそうだ。
(しおさわ かつつね)