イケメンだけれど“棒演技が玉にキズ”と言われているディーン・フジオカ。ところが現在「モンテ・クリスト伯」(フジテレビ系)で演じている、スマートなジェントルマンに見える投資家だが、実は復讐に燃える冷酷な素顔を持つモンテ・クリスト・真海が“ハマリ役”だと評判になっている。
「ディーンが演じている真海は、ふだんから笑顔こそ見せますが、感情はあまり表に出さず、言葉数も少ないキャラ。しかも世界を股にかける投資家という設定で、5月17日放送の第5話ではインドネシア語によく似たマレー語を話すシーンがあり、ネット上では『日本語より似合ってる』『何語かわからないけど流暢な感じがカッコイイ』など注目を集めていました。視聴率は伸び悩んでいますが、5月3日放送の第3話から登場人物の業の深さや人間関係が入り組んできたことから“昼ドラ”のようだと指摘する声が増え、今では『第2話で脱落せずに見続けてよかった』『最初はつまらなかったのに回を重ねるごとにおもしろみが増してる』といった声があがっています。さらにドラマが最高潮に盛り上がるとディーンが歌う主題歌『Echo』が流れ、英語の歌詞が『てるみーわーい、わーい』と聞こえることから『てるみーわーいが名曲に思えてきた』『ディーンのわーいが耳について離れない』『“ミュージックステーション”でおディーン様の生わーいが聞きたい』といった主題歌に対する高評価の声まで出ているようです」(テレビ誌ライター)
今期のドラマは「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)が視聴率と視聴満足度が一致していないと取り上げられがちだが、この「モンテ・クリスト伯」も視聴率以上に視聴満足度が高いドラマと言えるだろう。