擁護してあげたい気持ちもあるが、どちらが悪いとも一概には言えない。
広瀬香美が、これまで所属していた芸能事務所「オフィスサーティー」に事前の相談なしに一方的に独立したとして、同事務所から「広瀬香美」の芸名使用の禁止を求められる事務所トラブルを起こし、注目を集めている。広瀬は5月28日に自身のフェイスブックで21日付で同事務所とのマネジメント契約を終了し、現在設立中の新事務所に所属することを発表していた。事務所が、芸名使用禁止を求める発表をしたのは31日だが、広瀬はこれに対抗。今後も今まで通り「広瀬」の芸名を使って、活動を続けていく予定とのこと。
ただ、広瀬の前事務所は有名な看板タレントが広瀬ぐらいしかいないことや、広瀬が長年前事務所に貢献していたこともあり、世間からは「よくわからないけど、前事務所に問題があるのかなと思ってしまう」「散々支えてもらったのに、芸名を使えなくするというのはセコい気がする」「前事務所はこれまでしっかり儲けたと思うけどな」など、広瀬を擁護する声が上がっている。
「前事務所の代表取締役は広瀬が芸名使用禁止に対抗してきたことを受け、都内で会見を開き、芸名使用の権利が自身にあるとデビュー時に広瀬がサインした覚書があることを説明。そのうえで、『芸名を使わせないというわけではなく、話し合おうという意思』と、広瀬に話し合いを求めています。とはいえ、こういった下手に出る内容も世間の反応を見た後での後出しということや、広瀬とは4度話し合ったものの、話し合いは平行線をたどっていたということですから、これ以上話し合っても何も変わらないような気がします」(エンタメ誌ライター)
ただ、一部からは「広瀬は人間性に問題ありそうだよね」「大沢たかおもついていけなかったからな」など、広瀬に非があると見る声も見受けられている。
「5月9日に放送されたバラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)では、広瀬の素顔を探るべく、密着取材を試みていましたが、少しでも空いている時間をボイストレーニングに充てたいという理由から、買い物や食事などあらゆる行動を広瀬は急ぐ、超せっかちな性格であることが発覚していました。そのあげく、番組スタッフに対しても『(取材を受けている期間の)4日があったらもっと(歌が)成長できたのに』と、イヤミっぽく話していたこともあって、視聴者からはイヤな人に見えてしまったようです。前事務所も広瀬のわがままには困っていたようで、ここ8年間でマネージャーが28人代わっていたそうですからね」(前出・エンタメ誌ライター)
広瀬の人柄も人柄なだけにどちらが悪いか判断するのは実は難しい!?
(田中康)