名前も知らない味方にパスを出していた?
サッカー日本代表の本田圭佑がサムライブルーで共に日の丸を背負って戦う仲間の名前を知らなかったとして失笑を買う事態となっている。
ロシアW杯本大会に挑むべく、現在はオーストリアのゼーフェルトにて直前合宿を敢行中の日本代表選手団だが、合宿2日目のトレーニング後に長友佑都が本田の“天然エピソード”を暴露。いわく、本田が他の人の名前を覚えるのが苦手という話題で盛り上がっていた際、槙野智章が本田に「この中に智章っていう名前の人がいるんだけど、誰のことかわかる?」と冗談気味に尋ねると、本田はまったく見当が付かず、「誰のこと?」などと返答。しばらく考えても“槙野智章”の正解が出ず、結局1人ずつ可能性を潰していき、最後に槙野だけが残ったという。
「長友は、本田が智章の名前の主を『ガチで探してました』と明かし、“忘れられた”槙野に関しても『本気で落ち込んでいた』と証言していますが、それもそのはずです。代表チームにおける本田と槙野は常に心身ともに近い距離感を保っており、周囲からも“仲良しペア”として認知されてきました。ネット上でも『え、これは芝居かガチなのかどっち?』『よく名前も知らない仲間と一致団結とか言えたな』『これが勝てないチームの典型です』『西野ジャパンは名前も知らない人同士でパス交換するんですね』との冷ややかな反応が続出。長友は天然のお笑いエピソードのつもりで紹介したものですが、サポーターは笑うに笑えないといった心境なのかもしれません」(スポーツライター)
だが、本当にチーム内の空気が“ヤバい場合”には、このようなエピソードすらも表に出せない雰囲気となるため、“逆に良いムードなのでは?”といった指摘もある。
「槙野智章も長友佑都もチームの盛り上げ番長という性格。こうした代表チームでの和やかなウラ話を語ることで日本代表チームに蔓延するネガティブな空気感を払拭したいとの狙いもあるのでしょう」(スポーツライター)
当然ながら味方の『下の名前』が即座に出るかどうかが大舞台での勝敗を左右する決定的な要素という訳でもない。が、“忘れ去られた男”となった槙野の心理面のケアは少なからず必要かもしれない?
(ジェイコヴ)