石原さとみ主演ドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系)が7月11日からスタートする。脚本は、数々のヒット作を生み出してきた野島伸司。華道の名門本家に生まれ、美貌、キャリア、財力、家柄、さらには圧倒的な才能に恵まれた月島もも(石原)と、美貌、キャリア、財力、家柄、何もない平凡な自転車店の店主・風間直人(峯田和伸)の純愛エンターテインメントだ。
番組ポスターには、クシャクシャロン毛の峯田の頭に、花を活ける石原の姿があった。番組公式ホームページには、石原と同列扱いで名前が載っている。だが、峯田に「?」マークの視聴者も少なくないようだ。
「峯田はパンクロックバンド、銀杏BOYZのメンバーで、2005年の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL05』で一糸まとわぬ姿になり書類送検。07年7月28日にも台湾台北市で開催されたコンサートに出演した際、舞台の上で下半身を見せ、警察当局の取り調べを受けたいわくつきのミュージシャン。その後も野外フェスでマッパになったり、男性ファンに股間を噛まれたりするなどの“問題児”でした」(芸能ジャーナリスト)
ところが、そんな峯田が16年、「奇跡の人」(NHKBSプレミアム)で、連続ドラマで初めて主演に抜擢される。
「『奇跡の人』の脚本家・岡田惠和は、演技者としての峯田を高く評価しています。やはり自身が脚本を手がけた朝ドラ『ひよっこ』(NHK)にも、主人公・みね子の叔父役として登場させています」(テレビ誌ライター)
「高嶺の花」で峯田がどんな“平々凡々な男っぷり”を演じ、石原とどんな恋をしていくのか興味深い。もしかしたら、多くの男性視聴者の希望の星となるかもしれない。