野島伸司脚本のドラマに出演することを熱望していた石原さとみが主演を務めるドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系)。初回こそ視聴率11.1%と2ケタだったものの、第2話9.6%、第3話8.2%と右肩下がりとなっている。
特に第3話では峯田和伸演じる“ぷーさん”こと風間直人と石原演じる月島ももとのキスシーンがあり、女性との交際経験がないはずのぷーさんが、ももから唇を寄せられると自分の唇を開いて“お迎え”したことが物議を醸し、ネット上では「きもい」「おぞましい」「見たくなかった」といった拒否反応を示す声が続出しているようだ。
「石原は前クール放送『アンナチュラル』(TBS系)で演じた理性的で凛とした法医解剖医・三澄ミコト役で大好評でした。ところが今回演じている月島ももは、由緒正しき華道の流派“月島流”の跡継ぎ問題とともに実父や元婚約者とのねじれた人間関係を抱え、情緒不安定で奔放なふるまいばかりしているように見えますからね。奔放なキャラクターは同性から嫌われがちですから、視聴率と嫌悪感が反比例しているのでは。また、ロックバンド『銀杏BOYZ』のメインボーカル兼ギタリストとして活躍するバンドマンとしての峯田ファンからも『あのキスシーンは俳優としてでなく峯田個人の素を感じて不快だった』『峯田さんを好きな私でも石原さとみとのキスシーンは生理的に受け付けなかった』などと指摘されているようですから、今後もっと深まると思われる2人のラブシーンは、演出によってはかなり厳しい批判が待ち受けていることでしょう」(テレビ誌ライター)
“美女と野獣”の恋愛ストーリーにあって、まず乗り越えなければいけない障害は、視聴者が抱くこういった嫌悪感かもしれない。