西野朗監督率いるサッカー日本代表において重要なキーマンを演じるMF乾貴士が、英紙の選出する“サプライズプレイヤー”に名を連ねている。
第2戦のセネガル戦では鮮やかなカーブシュートをネットに突き刺し、本田圭佑による同点ゴールもアシストするなど、今大会における乾の奮闘ぶりは突出。イギリスのタブロイド紙“Daily Mail”もそのクオリティーを絶賛するメディアの1つだ。
〈今大会におけるタカシ・イヌイのパフォーマンスは目を見張るものがあり、主戦場である左サイドで敵に恐怖を与え続けている。セネガル戦でも美しいゴールとアシストを生み、クロスバーを直撃する惜しいシュートまであった。言うまでもなく日本のNo.1プレイヤーだろう〉
同紙はこう賞賛すると、コロンビア代表のMFフアン・キンテーロやクロアチア代表FWアンテ・レビッチ、ロシア代表MFデニス・チェリシェフ、そしてスーパーセーブを連発するメキシコ代表GKギジェルモ・オチョアらとともに、「今大会で旋風を巻き起こす5人」として乾貴士を選出。多くの実力あるスター選手がプレーするW杯という大舞台で、名誉あるキャッチコピーを得たといっても過言ではないだろう。今夏には、3年間を過ごしたエイバルから名門ベティスへの加入がすでに決まっている乾。30歳で迎えた念願のW杯というハイレベルな戦場にて、確実に足跡を残していると言えそうだ。
(ジェイコヴ)