安倍3選に向けて永田町の水面下では、票固めの真っ最中。そんな中でもタレント候補の場合は、交渉が難航するだけでなく、選挙ムードのない時期こそ、「絶好のスカウトのタイミングだ」と指摘するのは政界関係者関係者だ。
「多忙な著名人に政界転身を打診する場合、スケジュール調整の必要から選挙の半年から1年前に声を掛ける必要がある。2007年に大阪府知事選に立候補した橋下徹氏も選挙の約1年前に松井一郎氏から出馬を勧められたと言われているんですよ。ちょうど今、政界では来年の参院選向けの『スカウト活動』が活発化し始めたところです」
意外な「超大物女優」にも出馬のウワサが飛び出したのは今年のことだ。野党に近い人物が証言する。
「実は今、女優の吉永小百合さん(73)に『政界転身説』が急浮上しているんです。以前から彼女は原爆詩の朗読を行うなど世界平和に関心を見せていたのですが、近年では『安倍政権によって“戦争のできる国”に突き進んでいる』と現政権に対する猛批判をインタビューや講演で繰り返している。彼女の政治への関わり方は日増しに加速し、いよいよ政界転身説が現実味を帯びてきたというわけなんです」
政界のジャンヌダルクよろしく「反安倍」に立ち上がった吉永の最近の肉声、さらには、現在候補に挙がっている有名人リストが気になるところ。その詳細を入手した、7月4日発売の週刊アサヒ芸能が独占取材でレポートしている。