〈オークションなどに私の偽物のサインが売られています。サインを転売することも悪いけど、それはもっと悪いと思ってます。気をつけてください〉
6月24日付のツイッターでこうつぶやいたのは、女子ゴルフ界の美人ルーキーとしてグリーンを彩る三浦桃香(19)。愛くるしい笑顔と魅惑のボディに加え、パワフルなスイングで“ツヨカワプロ”として人気を集めている。実力も十分で、今年GWに開催されたメジャー第1戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」では、初日に首位に躍り出た。スポーツ紙記者が振り返る。
「第2日目は大会史上最多となる1万2597人の大観衆が詰めかけました。これは今季ツアーでも最多の記録で、ギャラリーの目的は、間違いなくアイドル系ルーキーの三浦。同じ組には元賞金女王のイ・ボミ(29)と国内屈指の飛ばし屋の渡邉彩香(24)がいましたが、彼女たちを凌ぐほどの声援が飛びました。プレー後のサイン会なんて、ファンが三浦のもとに一気に駆け寄ったものです」
実際に大手オークションサイトを見ると、LPGA(日本女子プロ協会)の公式色紙に書かれたサインやサイン入り大会記念ボールがいずれも1万円で出品されていた。三浦の人気を裏づけるように、他の選手に比べて取引価格は高額だ。
転売されるグッズの真贋はともかく、三浦はファン思いで知られている。
「ツアープロの中で、韓国のアン・シネ(27)と三浦が双璧でしょう。毎回、サイン会は50人以上が列をなし、100人ぐらいに対応することもありますよ。時にはラウンド後にサインしてから翌日に向けて練習グランドに行き、また戻って来てサインに応じることさえあります」(前出・スポーツ紙記者)
それだけに今回の「偽サイン売買」は三浦本人にとって相当ショックだったに違いない。7月3日発売の「週刊アサヒ芸能」7月12日号ではそんな三浦の魅力に迫り、ブームに沸く女子ゴルフの舞台裏を徹底取材。人気女子ゴルファーの「お宝グッズ」を巡る争奪戦をリポートしている。