連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)でヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の幼なじみである律(佐藤健)の妻・より子を演じている石橋静河。ミュージシャンで俳優の石橋凌と女優・原田美枝子の次女で、バレエ留学したのちにコンテンポラリーダンサーとして活動していたが、2015年から役者として活動。
昨年5月公開の池松壮亮とW主演した「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」でのブルーリボン賞新人賞など数多くの新人賞を獲得。母親である原田も76年に映画「青春の殺人者」などで同賞を獲得しており、史上初の親子受賞が話題を呼んだ。
また昨年秋には姉で歌手の優河とともにユニクロのCMにも出演。ジワジワと認知度が上がってきたところで「朝ドラ脇役」に抜擢。有村架純、吉岡里帆、高畑充希など、今や主演女優としてブレイクしている彼女らも、朝ドラの脇役で注目を集め、「朝ドラ脇役ブレイクの法則」があるとささやかれているため、静河もブレイク街道を歩むのではとの声が出ているという。
「石橋は6月29日放送の第77話で律の結婚報告はがきの写真として初登場。ウエディングドレス姿の石橋演じるより子の写真を見た清野菜名演じるユーコは『鈴愛のほうが100倍可愛い!』と叫びました。つまり石橋は“永野より100倍可愛くない”と不名誉なキャッチフレーズを付けられた形です。しかし、それで逆に石橋を視聴者に印象付けることができたのではないでしょうか」(映画誌ライター)
わかりやすいほどの可愛さや美しさではないかもしれないが、それこそが“リアル”を感じさせる最大の武器になると言えそうだ。