ロシアでの激闘を終えたサッカー日本代表の本田圭佑が7月4日、自身のツイッターを更新し、インタビュー中の“誤読騒動”を反省した。
W杯決勝トーナメントでベルギー代表に敗退した翌日、かねて今回のロシア大会が自身最後のW杯になるとの見解を示していた本田は「何というんですかねぇ。え~、“キヨキヨしい”というか」と取材に対して発言。この“キヨキヨしい”が“清々しい(すがすがしい)”の誤読ではないかという疑惑を取り上げたニュースがネットを駆け巡ると、本田はその記事を引用しながら「お恥ずかしい。漢字が苦手で。でも、もうしっかり覚えました」とSNS上でコメントし16万件以上の“イイね”を集めたのだ。
「そもそも本業のサッカーとはまったく関係のない事柄ではありますが、素直に自分のミスを認めた姿勢を世間は絶賛。ネット上で、『何か人間味があっていいじゃないですか』『本田って間違ってるところはちゃんと認めてるよね、これまでも。そこがすごいところ』『対応が早く、そして素直』との声が並びました。また、そもそも海外での生活が長く、複数の言語を使いこなせるということから、『トリリンガルならちょっと漢字が苦手でも構わないじゃない』『イタリア語やら英語やらしゃべれるんだからよっぽどそっちのがカッコイイ』という指摘や、『じゅんいち、ネタ出来てよかったな 笑』との声まで出る始末です」(スポーツライター)
本田圭佑のモノマネ芸人で知られるじゅんいちダビッドソンは大会前から本田へ「何か流行りそうなワードをください」と懇願していた。それだけに、「最後の最後にパーフェクトなネタをダビッドソンは収穫できた」(前出・スポーツライター)と、確かに言えるだろう。
(木村慎吾)