事件

上祐史浩氏に質問なし!?オウム事件死刑執行で指摘された「大手マスコミ劣化」

 7月6日、1995年の地下鉄サリン事件をはじめ、一連のオウム事件で死刑判決を受けていた13人の死刑囚のうち7人、麻原彰晃こと松本智津夫、井上嘉浩、中川智正、早川紀代秀、土谷正実、新実智光、遠藤誠一の各死刑囚に対して、刑の執行が行われた。東京拘置所で3人、大阪拘置所で2人が執行されたが、同じ拘置所で複数の死刑が執行されるのは異例だという。

 この報道を受けて、元オウム真理教幹部で広報担当として活動していた上祐史浩氏が都内で会見したのだが、この場でも異例と言える出来事が起こった。

「何と、集まった記者からほとんど質問が出なかったのです。上祐氏は当時のオウムについていちばん語れるはずの人物であり、本人もそれを自覚しているからこそ会見を開き、オウムにおいて責任ある立場にあったことを振り返り、改めて謝罪したのです。コメントののち、質問を受け付けたのですが、すぐに質問がなくなり、会見はものの10分で終了。地下鉄サリン事件は13人が死亡し、6300人以上が負傷した未曾有の大事件だったのに、ですよ。上祐氏も困惑していたように見えました。それだけ、この事件が風化してしまったのとともに、このおよそ四半世紀で明らかに大手マスコミの記者の質が劣化したと言わざるを得ないでしょう」(事件当時を知るジャーナリスト)

 残り6人の執行も近日中ではないかと言われている。

カテゴリー: 事件   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論